「約束の地」「約束の場所」という言葉が、歌や文学でふと使われることがある。

遠く目指した 約束の場所 ずっと
息 弾ませて
今も 僕は 目指してる
今も 君は 目指してる…?
~『Nostalogic』(作詞:yuukiss/rose、作曲・編曲:yuukiss。唄:MEIKO)より~
[60fps Full風] Nostalogic ノスタロジック - MEIKO メイコ Project DIVA Arcade English lyrics Romaji subtitles -YouTube -

叶う夢が待っている今よりも そこが約束の場所 羽ばたくよ
キラリ光る道筋 間違いのない 私だけのMy way
~『Into Starlight』(作詞・作曲・編曲:KURIS・YUICHI NAKASE。唄:IA・ONE)より~
【IA & ONE OFFICIAL】Into Starlight -anniversary special ver.- (MUSIC VIDEO) - YouTube -

約束の あの場所で
もう一度 感じて
叶えてる 夢広げ
走り出す 今日も
~『What's the justice?』(作詞:KEIKO・MARC、作曲・編曲:小室哲哉。唄:globe)より~

「約束の場所」は「約束の地」と同じ意味と思われる。
「約束の地」は、旧約聖書で、エジプトを出て苦難を味わうイスラエルの民に、神が与えると約束した場所である。
この「約束の地」を、夢とか目標の象徴として使っているのだと思う。
そして、それが旧約聖書に秘められた本来の意味でもあると思う。
ただ、その夢や目標は、軽いもの・・・つまり、容易に叶うような小さなものではなく、大きな究極的なものであえる。
誰もが、「約束の場所」を持っている訳でも、持てる訳でもない。
上の『Into Starlight』には、そのことがはっきり表現されている。

ビル・ゲイツの昔の目標は、「全ての家庭とオフィスにパソコンを」で、それは叶えたが、それが彼の約束の場所ではない。
誰よりも富を集めた彼が、富の再分配の問題に取り組み、教育問題に取り組んでいるが、彼の約束の場所は、地球や人類を良くすることなのだろう。
スティーブ・ジョブズも、MACやアイフォンを作ることが約束の場所ではなかった。そして、彼が、約束の場所を見出したかどうかは分からないのだが、彼はそこに辿り付く前に逝ってしまった。
イーロン・マスクは、電気自動車の電気を無料にし、完全自動運転にし、地下にハイウェイを作って交通渋滞を緩和することを目指しているが、それら自体が約束の場所ではない。
さらに彼は、火星に行くロケットを開発中で、人類を火星に、さらに別の惑星に進出させようとしているが、それもまた約束の場所ではない。
彼は、人類を救うことが自分の責任であると、子供の時から確信しているのだ。

一休さんは、極楽浄土は、遠い彼方にあるのではなく、今ここに、全ての人の中にあると言った。
それが約束の場所である。
イチローが「今日も練習しよう」と嬉々として目覚めるように、池田満寿夫さんが、「今日もエロい絵を描こう」と思うと、ベッドから出る価値があると感じたように、生きる活力、「今日も生きよう」と思う気持ちが約束の場所である。
結局、何のために生きるのかってことだが、難しいことではない。
イチローや池田満寿夫さんのように簡単なことなのだろう。









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