盛り上がった筋肉をつけるには、筋力トレーニングといって、5~10回繰り返すことが可能な強い負荷をかけた運動をする必要がある。
だが、そのような運動は、身体を痛めやすいし、鍛えた一方向にパワーがある以外は、遅い、固い、負傷し易いなど欠点も多いと思う。
筋肉の持久力を高めるには、10~20回繰り返すことが出来る程度の負荷のトレーニングが良いとされている。
ところが、ヒンズースクワットや腹筋運動といった、一回一回の負荷がそれほど高くはなく、数十回とか数百回以上繰り返すことが可能な運動は、筋力や筋持久力の向上には効果的でないと言われるが、これが実用的な身体を作るので、愛好するスポーツ選手や武道家も多いのだと思う。

さらに、腕振り運動のような、誰でも数百回を問題なくやれ、その気になれば数千回も無理ではない運動は、スポーツ科学的には、効果的な運動と見なされないはずだが、長い期間、継続していると、筋肉の力とは違う不思議な効果があり、身体が軽く、そして、根本から強靭になる。
私も長く、回数の多い腕立て伏せやスクワットを愛好していたが、これらの運動でも、肩や腰や膝を痛めることが多く、日常で強い力を使うと、捻挫や肉離れを起こし易かったのだが、軽い運動を数多く繰り返すことをやっていると、故障や不調がなくなり、妖精にでもなったような軽快さが備わってきた。
腕振り運動や、ぐーぱー運動、腰を前後、あるいは、左右に動かすといった運動である。
そして、何より、腕立て伏せやスクワットをやっていた時は、ちょっと嫌々やっていたところがあり、運動を始めるのが億劫・・・有体に言えば憂鬱だったが、軽い負荷の運動であれば、運動が楽しみになる。
また、それらの運動は時間もかかるので、長く立っていることになるが、立っていること自体が、長時間の運動として効果的なのである。

身体を引き締め、ダイエットしたいなら、お奨めしたいのは、膝上げ(腿上げ)運動と、ハーフスクワットだ。
膝上げ運動は、普通に立った状態(手は腰に当てても良いと思う)で、方膝ずつ水平に上げるのだが、無理に速く上げる必要はない。
これなら、50回から100回以上可能と思う。
ハーフスクワットは、自然に立ち、両手を後ろで組み、適度に腰を降ろし、伸ばすのだが、あまり深く腰を降ろさず、また、速過ぎず遅過ぎずの自然な速さで行う。
少々、曲げ方が浅くても良いが、あまり、浅くならないようにする。
これも、誰でも数十回以上は可能だし、毎日やっていれば、楽で気持ち良くやれるようになるだろう。
プロレスのジャイアント馬場さんが、飛び蹴り(ドロップキック)をマスターした時、それを教えてくれたプエルトリコのペドロ・モラレスが「体重を10kg落とせば、もっと綺麗に決まる」と言うので、膝上げとハーフスクワットで10kg落としたそうである。

軽い運動を沢山の回数繰り返すことは、まずは血行が良くなるし、それに伴って、酸素の運搬能力も上がり、代謝も良くなるが、それとは別に、科学的医学的には検証されないかもしれないが、気の活性化のようなものがあるのではないかと思う。それによって、根本的な生命力が高まるのである。
イチローが、「延々といつまでも続く」ストレッチをすることはよく知られているが、イチローの超人性も、そんな運動によって作られているのだと思うのである。
むしろ、イチローはプロスポーツ選手として、強い力やスピードを鍛える必要もあることが、ある意味、弱体化を招いている部分もあるように思える。

また、私は、少し前から、蹲踞の姿勢(相撲や剣道でよく行われる)を、運動中、度々行っているが、この姿勢が身体を調整する威力は素晴らしく、身体の調子が数段良くなった。
私は、1年365日、朝晩の運動は欠かさないが、夜で言えば、腕振り運動は、主に後ろに振る時に力を入れるものを300回、主に前に振る時に力をれるものを300回行っている。
腰を前後に動かす(実際は膝を前に出すような感じ)運動を200回、横に動かす運動を100回。
ぐーぱー運動が、握る時に力を入れるのを50回、開く時に力を入れるのを50回行う。
膝上げとハーフスクワットは最近始めたので、それぞれ100回と50回だが、慣れたら回数が増えるかもしれない。
こんな軽い運動で、身体が強く、若く、美しくなり、二十歳の時よりずっと調子が良く、妖精や仙人に近付く感じもする。
妖精はともかく、仙人は、大変な回数の運動を毎日やっているように思うのである。









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