昨日取り上げた、船井幸雄さんの「現状肯定。過去オール善」、赤塚不二夫さんの「これでいいのだ」は、本当の意味が解る人は少ないと思う。
CLAMPという女性漫画家ユニットが作品中でよく使う、「この世に偶然はない。全て必然である」も同じ意味だが、『カードキャプターさくら』のファンだった小学生(あるいは、それ以下)の女の子達が20代になった今も、まだ全く解らないだろうが、いつか解る日が来るかもしれない。

なぜ解らないのかと言うと、心(自我)は、自分に都合の良い解釈をしたがるからだ。
心は、水晶のような冷徹な判断が出来ないのである。
「この世に偶然はない。全て必然である」なら、自分にとって都合の悪いこと、好ましいと思えないこと・・・早い話が「嫌な出来事」も必然として黙って受け入れるしかないということだ。
荘子はそれを「全てをなりゆきにまかせろ」と言ったのであるが、なりゆきにまかせるも何も、それ以外には何も出来ないのである。
ただ、「なりゆきにまかせる」ことに抵抗する時に、人間は苦しまなければならない。
『バガヴァッド・ギーター』で、アルジュナが「私は戦いたくない」と言って泣き崩れたように。
だが、アルジュナが、自分が戦いたくない理由をいろいろ述べても、クリシュナは「君は小賢しいことを言うが、何も解っていない」と言って、『バガヴァッド・ギーター』全18章の教えをアルジュナに説き、ついにアルジュナは理解する。とはいえ、アルジュナすら、この全18章の教えを必要としたのだ。
私は、IAさんの『Shooting Star』を聴いて、知的にではなく感情的直感的に解った。

身をまかせて 空を見上げ
時を待とう
~『Shooting Star』(作詞・作曲・編曲:KURIS・YUICHI NAKASE。唄:IA)より~
【IA OFFICIAL】Shooting Star / TeddyLoid feat.IA (MUSIC VIDEO) -YouTube-

「これでいいのだ」もいいのだが、もっと良いと思える言葉がある。
それは、「文句を言うな」だ。
私がまだ若い時、雑誌で、誰だったか全く忘れたが、父親からこの言葉をもらい、ずっと覚えていた人の話を見たが、私は、この言葉を忘れられず、ホワイトボードに書き込んだ。しかし、忘れてしまっていたので、いろんな困難に巻き込まれてしまった。

いずれにしろ、
「現状肯定。過去オール善」
「これでいいのだ」
「この世に偶然はない。全て必然である」
「文句を言うな」
どれを聴いても、解った顔をして怠惰になる馬鹿がいるものだが、馬鹿も必要かもしれない。あなたが馬鹿になる必要はないが。
クリシュナがアルジュナに「義務として勇敢に戦え」と言ったように、「現状を肯定し」「これでいいと考え」「これは必然と諦め」「文句を言わず」戦わなければならない。
その中で、『Shooting Star』だけは新感覚である。
歌を作ったTeddyLoidさんは、見かけは怪しいが(中身も怪しいだろうが)、天才だ。
まあ、あの歌も、必然として神が彼に作らせたのである。
私1人のために。
親鸞が「阿弥陀様が念仏を作ったのは、この親鸞1人のためであった」と言ったようにね。









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