若い時の話だが、私は、告って悪い結果になったことがない。
大人の女性なら大抵、即座に笑顔になり、少女の場合は微妙な反応・・・黙りこくって下を向いているが離れないとか、楽しかった。
まあ、その後が私の性格の悪さからか、全部うまくいかなかったのだが、それはともかく、告白がうまくいくというのも、私の呪文のポリシーを支える重要なことで、当然、誰でも出来る。
方法は、心の中で十分に予行演習をすることだが、同じ告白の言葉を何百回と想像の中で言うことだ。
言葉は繰り返すことで強くなるのである。
呪文もまさにそうだ。
だから、常に同じ言葉を使わなければならない。

その秘法を知るきっかけになったのは、セールスマン時代に、超一流セールスマンの夏目志郎氏の本の、こんな話からだった。
夏目氏は、当時としては(昭和40年代だろうか)並外れてデラックスな高級外車でセールスをしていたが、ある時、19歳の女子大生を助手に雇った。
そんな凄い車を使っていても、食事は車の中で済ませるという超多忙さだったが、ある時、その助手の女性が涙を流している。
聞けば、夏目氏を可哀想だと感じたのらしい。
その理由は、多忙だからではなく、夏目氏が朝から晩まで、同じことを喋ってるからだと言う。
しかし、それは、夏目氏が実践の中で得た確信あるポリシーで、「セールストークは繰り返すことで強くなる」からである。
私が駆け出しの時、会社の並み居るヴェテランセールスマンを押しのけてセールスコンテストで優勝したのも、この夏目氏の技術を真似たからだった。
けれども、それを忘れ、セールストークがバラエティー豊かになってしまい、全く売れなくなってしまったのである。

告白の言葉、セールストーク、呪文、どれも同じだ。
同じ言葉を繰り返すことで、言葉が力を持つのである。
良い魔法だって、同じ呪文、同じ祈祷の言葉を繰り返すことで、力を引き出しているのだ。
ジョセフ・マーフィーの『人生は思うように変えられる』にある話で、第二次世界大戦で戦い続けたある部隊が、1人の死者も出さなかったのは、指揮官の大佐が、聖書の詩篇91を全員に徹底して繰り返させたからだった。

力がついてからはともかく、呪文の言葉は1つにすることだ。
良い言葉が思いつかなければ「出来る」でも良い。
多くの人生の達人が言うように、確かに、信念さえ持てば、全てが可能になる。
しかし、人間は自在に信念など持てない。
だが、言葉は持てるのである。
その言葉を徹底して唱えることで信念が出来る。
そんな呪文は、「ただ1つの言葉を、感情を込めず、されど丁寧に、出来るだけ多く心の中で唱える」ことで成就するのである。

尚、夏目志郎氏の本は全て絶版であり、上記のエピソードがどの本に載っていたかは覚えていない。
夏目氏の著書は数多いが、そのうちの1冊を下にご紹介しておく。









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