昔のアメリカのSFテレビドラマは、面白いだけでなく、深い思想を感じさせるものが多かったように思う。
『スター・トレック』が代表的なもので、バラク・オバマも大ファンらしいが、他にも、『インベーダー』、『宇宙家族ロビンソン』、『タイムトンネル』等、色々あるが、『トワイライトゾーン』の中の、こんなお話が印象に残っている。
ある中年の男性が、ある時、突然に、自分がアンドロイドであると分かり動揺する。
彼を作ったのは、彼と全く同じ姿をした人間だった。
人間の彼は、アンドロイドの彼に、自分が君を作ったという理由を語る。
「私は、どこかなりきれないんだ・・・大人に。みんな子供の時は、『偉くなる』『博士になる』と言う。しかし、いつか言わなくなる。だが、私は違った」
つまり、子供の時の途方もない夢を捨てずに、ついに、その夢だったアンドロイドを作り上げたのだ。
しかし、人間の彼は、最後、アンドロイドの彼に殺される。
アンドロイドの彼は、自分が機械であることに耐えられず、自分を作った人間の彼を憎んだのだ。

このお話には、2つの要点がある。
まず、人間の彼は、なぜ偉大なことが出来たかだが、彼が言う通り、「偉くなる」「博士になる」といった言葉を言い続けたからだ。
ではなぜ、いい続けることが出来たのか?
それは、普通の子供や若者は、気持ちを込めて「偉くなる!」「博士になる!」「スターになる!」「メジャーリーガーになる!」「銀幕の女王になる!」と言ったので、エネルギー切れを起こした。「熱意を込めて語れ」が、親や教師の教えであるが、それだと、そうなる。
だが、彼はなぜか、感情を込めず、淡々と、だが、ふざけたりせず、丁寧に、「最高の機械を作る」と言い続けたのだ。
それが、偉大なことを成す秘訣である。
ただし、彼は殺されるハメになった。
それは、その願いが、誰も幸福にせず、自分の偉大さを証明する、自己満足のためだけのものだったからだ。

理想を言葉にし、感情を込めず、淡々と、丁寧に、常に心の中で唱えると叶う。
個々の願いを言うのではなく、人間の当然の権利として、全ての願いを叶えるための言葉が万能呪文だ。
「絶対、大丈夫だ」
「全て順調だ」
「世界は意のままだ」
その他、自分が気に入るものなら何でも良い。
「大丈夫」「成功」「歓喜」「出来る」「信じる」「富」など、単純な一言でも良いし、
「成功、富、歓喜」と組み合わせるのも良いかもしれない(ちょっと忘れ易いが)。
個々の願いは、心に浮かべれば良いが、その願いは、どこか、誰かのためになるものであると良い。
あまりに露骨に「世界平和」とか、「善をなす」などとは思わない方が良いと思う。なぜなら、それは大抵、嘘になる。
だが、動物が好きなら、動物を幸福にするようなもの、初音ミクさんが好きなら、ミクさんの名誉を高めるようなものだ。
少しで良いから、そんなところがある願いが良いだろう。









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