つまるところ、成功の法則とは信念の法則なのだろう。
イエスが、「山に向かって動けと命じ、その実現を信じて疑わないならそうなる」と言ったという福音書の記述が全てだ。
ジャーナリストから事業家になって成功したクラウド・ブリステルが歴史的な書『信念の魔術』で、信念こそ人間に与えられた最強の力であると言い、ビル・ゲイツも学生の時に学んだという、リチャード・ハアネルの『ザ・マスター・キー』でも、上記のイエスの教えを究極としている。

ところが、そのブリステルやハアネルらも、では、どうすれば信念を持てるかということになると、文章の歯切れが悪い。
つまり、当たり前のことだが、簡単ではないのだ。
植芝盛平の弟子であった合氣道家の藤平光一氏は、毎朝、鏡に向かって「お前は信念が強くなる」と言っていたらしい。
私は、以前はピンとこなかったが、藤平氏のやり方が、割と良いと分かった。
だが、その通りにやっても駄目だろう。

信念など、簡単には持てない。
信念とは、信じることであるが、それは心の働きである。
だが、人間は、自在に心を支配することは出来ないのだ。
しかし、言葉は支配出来る。
だから、藤平氏のようにやれば良いのだが、「信念が強くなる」では難しい。
鏡に向かう必要もない。
毎朝だけでもいけない。
いつも、「信じる」という言葉を呪文にして唱えなければならない。そうでないとうまくいかない。
結局のところ、ブリステルも本当はそう言いたいのだ。だが、元ジャーナリストの彼は、新聞記事的な言い方しか出来なかったのだと思う。
本当に効果のあるやり方は、感情を込めず、だけど丁寧に、心の中で、「信じる」と唱えることである。
数は、多ければ多いほど良い。
1日中、出来るだけいつでも唱えるのだ。
「信じる」と言うか、「私は信じる」と言うかは、好きな方でやれば良い。
時には、何を信じるかを言っても良い、つまり、「私は金持ちになれると信じる」と言うのも良いが、「信じる」の中に全て含まれるので、そんな個別の意味を持つ呪文は、少しにしておくと良い。

万能呪文も進化していく。
どれほどの段階であっても、以前から教えている、
「絶対、大丈夫だ」「全て順調だ」「世界は意のままだ」
は大きな力を持つ。
これらから始めるのが好ましいとも思う。
だが、いずれ、「信じる」に行き着く。
いきなり「信じる」から始めるのも良い。
そもそも、以前から言っているように、何でも良いのである。
自分にぴったりくる言葉を見つけたなら、それが一番である。
ただ、決して呪文を忘れてはならない。
でないと、頭の中にいる悪魔(否定的な独り言)に滅ぼされてしまうからである。









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