成功にはいろいろな形があるが、ドナルド・トランプ大統領と、AmazonのCEOジェフ・ペゾスがある意味、世界一の成功者と言えるだろう。
トランプは世界最強の国アメリカの政治トップだし、ペゾスは世界一の大富豪だ。
彼らが呪文を使っていることは疑いないと思う。
それなら、この2人が普段、どんな呪文を使っているか、ちょっと知りたい気もするが、おそらく、超単純なものに違いない。
トランプは、いつかのロッカールームトークで言った「俺はスーパースターだ」かもしれないし、大統領選で圧倒的不利と言われていた時にも自信満々だったように「勝利のみがある」かもしれない。
ペゾスは、自信に満ちているように見えて、案外に小心者かもしれない。天才的に頭が良いが、呪文は平凡かもしれない。
最も効果的な汎用呪文「絶対、大丈夫だ」や「全て順調だ」が、これほど似合う者もいまい。

ところで、話は変わるが、この世界はシミュレーテッド・リアリティであるという、案外に有力な説がある。
つまり、我々は天然の現実世界に住んでいるのではなく、コンピューターが作った幻想世界に住んでいるというものだ。
それに気付いた人は昔から時々いた。
2400年ほど前の荘子は「私もあなたも間違いなく夢を見ているが、それに気付いていない」と言っている。
ルネ・デカルトが、この世がシミュレーテッド・リアリティであるという「シミュレーション仮説」を唱えていたと言われることがあるようだが、彼は、「我々には、世界が本当はどんなものか分からない」と言っただけであると思う。
そもそも、我々が認識する世界というものは、脳の中の情報処理に過ぎず、例えばの話だが、我々は、培養液で満たされた水槽にプカプカ浮かぶ、沢山の電極をくっつけられた、あるいは、ナノマシンを何億個も入れられた脳かもしれないのである。
『美少女戦士セーラームーンSuperS』の映画『ブラック・ドリーム・ホールの奇跡』では、宇宙人が地球の子供達を、夢を見ながら眠る沢山のカプセルに閉じ込めていった。
それは幸せな夢なので、怒るセーラームーンに対し宇宙人は「私は子供達を幸せにしている。いったい何が悪いのだ?」と問う。
すると、セーラームーンは「苦しくても現実の方が良い」と言う。
しかし、果たしてセーラームーンは正しいのだろうか?
そもそも、我々は既に、ずっと昔から、そのような宇宙人に夢を見させられているのかもしれない。あんまし楽しくない夢のような気もしないでもないが(笑)。

電気自動車メーカーのテスラや、宇宙船開発のスペースXなどのCEOであるイーロン・マスクは、この世は、ほぼ間違いなくシミュレーテッド・リアリティであると言っているようだ。
『バガヴァッド・ギーター』も仏教の経典も、シミュレーテッド・リアリティという視点で見れば、案外に分かり易い。
オックスフォード大学の研究者が、宇宙をシミュレートするコンピューターを作ることは理論上不可能として、この世界はシミュレーテッド・リアリティではないと言ったらしいが、その提示した「宇宙をシミュレートするのに必要なコンピュータの性能」を示す数字「10の122乗の量子ビット」は確かに途方もない。
しかし、案外に、世界は単純な方程式でシミュレート出来るかもしれないし、そんな性能のコンピューターを作ることが出来るかもしれない。

何らかの意味で、この世界がシミュレーテッド・リアリティであることは間違いないだろう。
そんなこと、この世界の「わざとらしさ」を見れば分かると思うのだが・・・
そんな世界の中でどう生きるかというと、やっぱり呪文を唱えるしかない。
人類最高の数学者の1人である岡潔は、世界がシミュレーテッド・リアリティであることに気付いたことから、毎日熱心に念仏を唱えていたのかもしれないと私は思う。









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