一度も高く飛ぶことなく、低空飛行を続ける者のことを「うだつが上がらないやつ」と言う。
まるで駄目男君のように、低空飛行どころか、ずっと地べたを這う者もいる。
そんな連中には、今でも望みを持っている者もいる。
しかし、そのままでは、ほどなく墜落して残骸としてのたうつことになる。

なぜ、うだつが上がらないのかというと、呪文を唱え続けなかったからだ。
これは、宗教ではなく科学である。
少し自己観察力がある者は、頭というものは勝手に、「独り言」をお喋りすることに気付いている。
メキシコの秘教のグル、ドン・ミゲル・カルロスや、仙道家の高藤聡一郎さんは、そのことを本に書いてもいた。
それは人間を地面に縛り付ける悪魔のささやきである。
しかし、カルロスらは、それに打ち勝つ方法を、実行不可能な難しいことしか教えてくれない。
我々に出来る方法はただ1つ、呪文を唱えることだ。
呪文という言い方に違和感があれば、自己暗示、アファーメーション、祈り・・・何と呼んでも構わない。
同じことだ。

その呪文は、「絶対、大丈夫だ」である。
ここで言うまでもなく、ネイビーシールズの入隊試験のような過酷なものを突破出来る人間は、頭の中で「オールライト(大丈夫)」などとつぶやき続けていることは、調査研究で分かっているらしい。
好みによっては「全て善し」でも良い。
これは、「全て順調」「全てうまくいってる」という言い方が感覚に合う場合もある。
私はこれまで、「全てうまくいく」と未来形で述べてきたが、天啓を得て、「全てうまくいって(い)る」という現在形にした方が確実だということが分かったので改める。

MEIKOさんの『Nostalogic』という名曲は、実に切ない。
「マジカルミライ」では、「マジカルミライ2015(マジカルミライin武道館)」で初めて歌われ、続いて、初の幕張メッセでの公演となった「マジカルミライ2016」で歌われ、今年の「マジカルミライ2018」では、インテックス大阪と幕張メッセで歌われた。
唄の内容は、「うだつの上がらない者」の話だ。
若い時に夢を持っていたが、自分はいつも、成功して高く飛ぶ者達を見ているだけ。
だが、夢を諦めず、今ももがいているようだが、どんな未来が待っているか?
あまり希望は持てないように思える。
だから、今も前向きに走り続ける姿がむしろ痛々しい。
【YouTube】[60fps Full風] Nostalogic ノスタロジック - MEIKO メイコ Project DIVA Arcade English lyrics Romaji subtitles
この唄で描かれている者がなぜ駄目なのかというと、いくら勇ましくても、頭の中のおしゃべり(ミゲル・カルロスによれば、それがエデンの園のヘビのことらしい)にやられてしまっているからだ。
呪文を唱えないと、このような憂き目に遭う。
「マジカルミライ2018」のインテックス大阪公演で久々に歌われた初音ミクさんの「1/6」では、「いつか重力のクサリを断ち切り」と願う言葉から始まるが、それを実現するのが呪文である。

イギリスの文豪チェスタートンは、「天使がなぜ飛べるかというと、天使は自分は軽いと思っているからだ」といったようなことを書いたらしい。
だが違う。
天使は常に呪文を唱えているから、自分を地面に縛り付ける頭の中のささやきを無力化しているのだ。
天使だから、呪文ではなく祈りと言った方が良いのだろうが同じことだ。
仙人も常に呪文を唱えている。
仙人が重力に縛られないことはご存知と思う。









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