私は、人混みに入ると、ウィルスか悪霊でももらってしまうのか、やはり「マジカルミライ2018」から帰ってきてから体調が悪い。
とにかく、半端でない数の、海外を含めたいろんな場所から来た人達の中に3時間もいたのだから、特に免疫のない私にはいろいろあってもおかしくないのかもしれない。
対応として、「大丈夫」の自己暗示、アファーメーションでも良いのだが、こんな時は、念仏か、「祓えたまえ、清めたまえ」という祝詞に限るような気がする。

ところで私は、「マジカルミライ2016」で最も印象に残った曲は『ヒビカセ』で、「マジカルミライ2017」では『ツギハギスタッカート』だった。
もちろん、全ての曲が素晴らしかったが、特にインパクトがあったのが、それらの曲だった。
では、今回の「マジカルミライ2018」はというと・・・
ライブ開演前に流れていた、初音ミクさん関連の商品のCMで、「ミュージック、ミュージック・・・」とミクさんが歌う唄を聴き、「ああ、去年も聴いたな(一昨年もか)」と思った。
実は、私は知らない曲だったが、多分、唄のタイトルは『ミュージックミュージック』だと思ったら、その通りだった。
「マジカルミライ2017」で最も印象的だった曲『ツギハギスタッカート』のとあさんの曲で、「初音ミクV4X」の公式デモ曲でもあるようだ。
素敵な曲で、「マジカルミライ2018」で一番印象に残った曲は、ライブで歌われた訳でもないこの曲になった。
さっそく、この曲と『ツギハギスタッカート』が収録されたとあさんのCDを注文した。

インテックス大阪公演で、MEIKOさんの『Nostalogic』を聴いた時、私はまだ、この曲で行われる掛け声が何を言っているのか知らなかった。
ブルーレイでも何度も見ていながら、「私には分からないことなんだろう」と思っていた。
しかし、不意に、これは「エム・イー・アイ・ケイ・オー(MEIKO)」だと気が付いた。確認するまでもなく正しいと思った。
それで、今回の幕張メッセでやっと、このコールに参加出来たのである。
私は、つくづく、マニアというのではないのだと思う。

ところで、幕張メッセの日曜昼公演で、ちょっとおかしな人がいた。
左隣の人だったが、有体に言えば、ずんぐり肥満していて帽子を被り、開演までじっとスマホを見ている。
あまりしげしげとは見なかったが、40はとおに過ぎている。いや、50過ぎかもしれない。
いったい、この人、何のために来たのかと疑問に思わされた。
ライブが始まっても、ぼーっと立っている。
一応、ペンライトは持っているが、無造作に手元で振るだけ。
そして、私の方にふらふら寄って来るので、両手にペンライトを持った私の左腕に肩を押し付けてきて、私は左腕の脇をしっかり閉じ、矢吹丈の左ジャブ状態だった(分かるかな?)。
いや、実際、何度か彼の左肩に、私の左肘をぶつけてしまった。後で因縁つけられないか、ちょっと心配だった。
そうしたら、彼は、前の椅子の背もたれにつかまっている。どうも、立っている体力がないらしい。
そのうち座り込んだので、私は、左腕が楽になって、ちょっと喜んだが、また立って来て、こちらにすり寄る。ああもうやめて・・・
もう本当、何のために来たの?
とはいえ、私は、気分を害した訳ではなく、ライブは十分に楽しんだ。
そして、ライブ終了後、そのおじさんはすぐに帰って行った。
もちろん、ノリに慣れてなくてテンポが合わない人もいるし、それは少しも悪いことではないが、ここまで覇気がないなら、最初から来なければと正直思う。
チケットを取れず、来れなかった人も沢山いるのだから。
娘さんか息子さんにチケットをもらって一応来たとか、他のケースも想像したが・・・、まあ、人の勝手と言えばそうだが・・・
そして、右隣の人がまた変だった。
60も過ぎていると思われる、子供なら「おじいさん」と呼びかねないような男性だった。
こちらは、やる気十分で、「ミクさーん!」と大声で叫んでもいた。
ところが、オープニングの『Hand in Hand』で、会場の人達が両手を一度開いて合わせるようにするところで、その人は、両手を大きな音で打ち鳴らす。他の曲でも、同じように両手を重ねるようなところでは、やはりパンパンと手を打つ。結構うるさい。
いや、好きに楽しんでくれればいいのだが、あまり派手に自分勝手なやり方はしないのが一応のマナーと思う。
また、若い人で時々いるが、ノリ過ぎで、あまりに派手な動きや声で目立つのも問題であるかもしれない。
そして、前の男性2人は、40代だろうか、かなりの長身(まあ、肥満もしていたが)で177cmの私でも、彼の頭で舞台を遮られてしまったが、彼らは、ちゃんとミクさんのフィルムを入れたペンライトを持っているだけといった感じで、あまり振らない。まあ、好きにやってくれればいいのだけど、ライブ楽しんでおられたのかなあと思う。
出来れば、可憐なお嬢さんや、スリムな若者の中で観劇したいものだが・・・いやいや、そんな贅沢は言わない。
物凄く来たいのに来れない人もいるのに、そんなことを言ってはバチが当る。
それに、何があっても、ライブはしっかり楽しめたのである。









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