アメリカの哲学者・・・というか、本物の賢者ラルフ・ウォルドー・エマーソンの『History(歴史)』という詩の中に、こんなことが書かれている。

I am owner of the sphere,
Of the seven stars and the solar year,
Of Caesar's hand,and Plato's brain,
Of Load Christ's heart,and Shakspear's strain.

私は、
天空(世界という意味だろう)の
7つの星と太陽年の
カエサルの手腕の
プラトンの頭脳の
主キリストの愛の
シェイクスピアの詩の
所有者である。

何とも凄まじいアファーメーション(肯定的な言葉)だと思う。
なるほど、エマーソンの知恵の秘密はこれであると思ったのである。
上記のものの1つでも所有していれば、天下無敵だ。
いや、そもそも、最初の“I am owner of the sphere”で、自分は全てのものの所有者だと言っているのである。

これに匹敵するような言葉が、『ヒマラヤ聖者の生活探求』の中にあったように思う。
「私は神の独子(ひとりご)である」
「私は神の後継者である」
なかなか・・・負けていない(笑)。

ではいっそ、
「私は宇宙の王である」
「私は宇宙の王子(王女)である」
や、それに類する言葉でも良い。

ところで、「私は宇宙の帝王である」と言うようなやつって、実際いるのだ。
精神病院の中に(笑)。
では、エマーソンと精神病患者の違いは何か?
「無い」と言う者もいるがね(笑)。
それは、エマーソンは、無感情に淡々と言うだろうが、精神病患者は熱情的なのだ。
「いや、私が見た精神病患者は、厳かに静かに言っていたよ」
と言う人(精神医を含め)もいるだろう。
だが、それは違う。
精神病患者には、「さりげなさ」がない。
だから、自分が宇宙の帝王でないことを指摘されると、怒りを現したり、心をますます固く閉じる。

壮大な言葉をアファーメーションにする時は、くれぐれも精神病患者にならないようにして欲しい(笑)。
淡々と、無感情に、さりげなく、傍観者のように、頭の中でつぶやくのである。
そうすれば、宇宙全体があなたをバックアップしてくれる。
私同様、宇宙様って、やかましいやつは嫌いなのだ(笑)。

天下布武(てんかふぶ)は、織田信長が好んで使った言葉で「武力で天下を平定する」といった意味だが、似たような言葉を使った武将は星の数だが、達成に近付けたのは信長だけだった。
信長は、この言葉を淡々と頭の中でつぶやいたのに、他の三文武将達は熱情的に「やるぞー!」と思ったのだろう。
だが、信長も、最後は心が乱れてしまったのだ。

心のつぶやきも「大丈夫」「絶好調」なら、いい気分になるだけで、熱情的になることはない。
安全で効果の高い言葉だ。
また、「富」「成功」のような単語なら、下手に心を動かすこともない。
そして、感動的な言葉、壮大な言葉を心でささやく際には、くれぐれも「さりげなく」「かげろうのように」。









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