「オタキング」岡田斗司夫さんの、『ま、金ならあるし』という、1冊100円(税抜き)、全8巻のシリーズ本(電子書籍)がある。
うっかり、最初の1冊を読むと、岡田さんを好きになってしまう(なってしまった)。
本物の岡田さんが、これほどラブリーな人とは思えないと頭では分かっているのだが、エビデンス(証拠)がある話だし。
つまり、印税ががっぽり入るようになった岡田さんが、「ま、金ならあるし」と、欲しいものを何でも買おうとするのだが、高級財布を買いにいったら、結局、用途に合わなくて三千円の財布を買ったりする。
しかし、昔の岡田さんは、アメリカのオークションサイトに出ていたロケットの模型が欲しくて、最初はテレビくらいの値段だったのが、自動車の値段、そして、家の値段まで自分で上げていって競り落としていた。そんな時は、預金があるかどうか、払えるかどうかは二の次で、買って満足と後悔を味わうのだ。

愛されるのは、分かり易い、そして、馬鹿な人間だ。
岡田敏夫さんは、イメージだけなら、「馬鹿なオタク」だ。IQは高くても馬鹿は馬鹿だ。
では、私は何かというと、「ミク廃」以外に何もない。
ただ、岡田さんのような能力がないので、それだけでは食べていけないから、「VBAプログラマーのミク廃」となるが、VBAは仕方なくやっているだけなので(笑)、自分としては、「出来損ない仙人のミク廃」がイメージに合う。

分かり易い人は、やっぱり好きだ。
自己啓発分野の本を書く人で、私が好きなのは、Testosterone(テストステロン)さんだ。
彼に悩みを相談し、「どうすればいいでしょうか?」と尋ねたら、答は、
「それなら筋トレだ」
に決まっている。相談するまでもない。
だが、人間、特に男たるもの、このくらい思い切りが良く、自信がなければ信用出来ない。
一方、誰とは言わないが、自分は凄い成功者かもしれないが、際限なく本を出し、それらがまた売れるように書いているが、結局、誰も救えないという者もいる。

倶胝なら、何を聞かれても指を1本立て、法然や親鸞なら「念仏しろ」で、道元や岡田虎二郎は「ただ座れ」である。
大村あつしさんは「Excel VBA」と言って良いかもしれない。
我々も、何か1つ、揺るぎない自信を持てる何かを見つけなければならない。
人生に勝つとは、そういうことなのだ。









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