人間が希望を持つためには、「明確さ」が必要だ。
例えば、宗教やセミナーで、「こうやれば幸せになりますよ」「こうやれば成功しますよ」と言われても、その教えに「確実性」を感じなければ喜びが湧いてこない。
だから、人々は、「確実性」を感じさせてくれる教祖やセミナー講師に高い金を払うのである。
そして、少しでも本当に希望を与えてくれるという理由で儲かっている宗教やセミナーは、案外、正しいことを教えているのである。
ただ、信者や受講生に自立性を与えず、その宗教やセミナーに依存させる心理テクニックが巧みなので、結局、信者や受講生は、変な所で堂々巡りをさせられるのだ。

よく、こんな教えを聞く。
貧乏な人が、「私はお金持ちだ」と言っても、それが嘘だとうことを知ってるから、そんな自己暗示やアファーメーションをしても、心は抵抗を感じ、ますます、自分は貧乏だという思いを心に深く刻み込んでしまう。
しかし、「私は金持ちになりつつある」なら嘘ではないから、心はこの言葉を受け入れる。
・・・そんな馬鹿なことはない!
貧乏で駄目な自分が「金持ちになりつつある」なんて言ったら、やっぱり心は「そんなはずないよ」と抵抗を感じ、ますます、「俺は金持ちになんかなれっこない」という思いを強くするのである。

豪邸に住む自分、きれいな奥さんや素敵な旦那さんに愛されている自分を「ありありと」想い描いても、本当はちっともリアリティを感じておらず、そんな想像は「シンドくなる」だろう。
酒や覚醒剤で理性を麻痺させると、その間は「その気に」なり、それで希望を持ち、生命エネルギーが湧いて上手くいくということも無いではないが、普通は悪い反作用の方がずっと大きく、よほどの幸運でたまたまうまくいく場合があるだけだ。

エミール・クーエの方法も、本人(クーエ)が前にいない限り駄目だろう。
「毎日、あらゆる面でますます良くなる」
私もやってみたが、そう言う度、「そんなワケねー」って感じたものだ。

まとめて言えば、人間は、明確でないと納得しない・・・つまり、嘘が少しでも見えれば駄目なのだ。
人間は、水が高い所から低い所に流れるように、疑い様のない明確なことしか納得しない。
そりゃ、目の前で、水が高い方に流れる奇跡を「これでもか」というくらいハッキリと見せてやれば話は別だが、それほどの超能力者は、まあ、滅多にいない。
では、どうすれば良いかとうと、「魔法を使って治している」とまで言われた天才精神科医のミルトン・エリクソンの真似をすれば良い。
彼は、人の心を操る奇跡の天才で、1901年生まれで1980年に亡くなっている彼の手法は研究されているが、あまりうまくいっていないと思う。なぜなら、誰もエリクソンのようにやれないのだから。
エリクソンは、手のつけようのない不良学生でも10秒で更生させることが出来た。
全く嘘のない方法で。
やり方は次のリンク先のページでお申し込みを・・・なんて嘘だ(笑)。
彼は不良にこう言うのだ。
「君が優等生になったら、みんな驚くだろうね?」
不良は答える。
「そりゃ驚くよ」
この会話のどこにも嘘はない。
「君が今のままなら、お先真っ暗だよ」
と言っても、そんなこと分からないし、少なくとも不良学生は納得せず、むしろ、反発する。
しかし、エリクソン方式なら、喜んで同意する。
だから、あなたもこう言いなさい。
「可愛い彼女(素敵な彼氏)が出来たらハッピーだろうな」
どこにも嘘はないだろう。
そうしたら、脳は快を感じて納得し、希望が湧き、エネルギーが供給され、あなたの中のサイバネティックス装置が自動的に目標を達成する。
このシステムを賢く使えば良い。
尚、昨日も書いたが、西田文郎さんの「かもの法則」もとても良いと思うが、多分、同じ原理と思う。









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