真理には力があり、嘘は力を失う。
言い方を変えれば、真理と共にあればエネルギーが流入し、嘘と共にあれば、エネルギーが流れてこなくなる。
合氣道家の藤平光一さんが著書の中で述べた、「重みは下にある」と言えば、氣が出るというのは、それは真理なのだから、それを口にすればエネルギーが流入するということを、彼流に言ったのである。

真理度が高ければ高いほど、大きなエネルギーを得る。
では、最高の真理とは何だろう?
デカルトはそれを探し求め、最後に至った結論が「われ思う、ゆえにわれ在り」だったが、ニサルガダッタ・マハラジは「われ在り」だけが唯一の真理だと言う。
もっとも、デカルトが本当に言ったのは「疑っている私は確かに存在する」であり、これは、「私の中に究極の真理がある」という意味なのであるから間違いではない。

医師に余命1ヶ月と宣告された患者に、「大丈夫だ、医者はすぐに治ると言っている」と言うのは嘘だろうか?
ポール.J.マイヤー(SMIの創始者)は、事故で首から下を動かせなくなり、医者に一生そのままだと言われた友人に、「医者の言うことなんか信じるな。絶対に治る」と言い続け、そして、やがて友人は、多少、脚を引きずる程度で、マイヤーの片腕として精力的に働くようになる。

じゃあこんなのはどうだい
全ての黒を真っ白に塗り替えるんだ
コツなら僕が教えよう
絶対に君ならやれるさ
~『スノーマン』(作詞・作曲・編曲:halyosy。歌:KAITO)より~
【Project DIVA Arcade FT】スノーマン【KAITO・ダイヤモンドダスト】(720p/60fps) -YouTube -

イギリスのF.L.RAWSONの究極の言葉は、

There is nothing, but God.
神の他に何もない

で、これを口にすれば、いかなる奇跡も起こせたという。
神が何かという問題はあるが、至高の存在と考えれば、RAWSONの言葉も真理である。
上でも取り上げたが、インドの聖者ニサルガダッタ・マハラジは「私は在る」だけが真理で、これが至高のマントラ(真言)であり、常にそう感じるよう教えたようだ。

真理を思い、真理を口にし、真理を忘れない限り、我々は力と共にあり、我々は無敵である。
間違っても、自分の利益のために嘘を言ってはならない。
それは、恐るべき貴重なものを10円で売るようなものだ。
そして、そんなことをする者が多いのだから悲惨である。

ところで、やはり先ほど取り上げた藤平光一さんが、算数が嫌いな男子小学生に、算数の勉強はしなくていいから、1日1回、算数の教科書を開いて「算数が好きだ」と言えと指示した。
それで、その子は算数が一番出来る子になった。
これはどういうことだろう?
算数が好きだなんて嘘を言ったのに。
これが、上の『スノーマン』の「黒を真っ白に塗り替える」ってことで、藤平さんは「絶対に君ならやれるさ」と思ったのだろう。
魂は前向きだというのが真理であり、算数が好きだというのが真理なのだ。
だから、その子は真理を口にしたのであるから、上手くいって当然なのである。
あなたも、「私は美しい」と言いたまえ。
それは真理であり、今、醜く見えても(黒であっても)、美しくなる(真っ白に塗り替える)ことになるだろう。
ただ、この言い方は人種差別と誤解される怖れがあるので注意した方が良いと思うこともあるが、無論、人種差別とは何の関係もない。









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