痩せているだけでは、美しい身体とは言えない。
痩せてはいても、40代とか50代以上になると、出るべきところが出ておらず、締まるべきところがたるんでいたりで、少しも格好良くない場合が多い。
二十歳そこそこまでなら、過食であったり、かなりぐうたらしていない限りは、特に努力しなくても、美しい体形でいられるものだが、最近は、若いのに、食べ過ぎや運動不足で、言っては悪いが、みっともない身体つきの者が多いように思う。
そして、若くても、やっぱり、痩せているだけでは駄目で、まして、歳をとればさらにそうである。

菜食で少食で、低体重の女性といったら、優雅で美しい想像をするかもしれないが、ただ痩せているだけでは、男もだが、ちっとも魅力的ではないものだ。
男でも女でも、格好良いスタイルの人というのは、むしろ、肉食で運動している人に、圧倒的に多い。

いや、実は私も、10年近く前に、超少食のベジタリアンになり、体重は確かにかなり少なくなり、自分は格好良いと誤解の自己満足をしていたが、実際は格好悪い老人体形になっていたのだ。
結局、美しい身体を作り上げることに成功したのは、タンパク質をたっぷり摂り、そして、毎日、しっかり運動することを数年続けてからだった。
大食や美食はいけないが、ある程度は十分に食べ、美味しいものも食べた方が良い。

かといって私は、アンチ炭水化物派ではない。
確かに、毎日、ラーメンやうどんを腹一杯食べるなど、もっての外だし、10代ならともかく、ご飯を何倍もお代わりするのは・・・まあ、馬鹿であると思う。
ちなみに私は、食事の時に、米やパンは食べないし、ラーメンやうどん、あるいは、パスタなど麺類も、今は、ほとんど食べない。
ただ、甘いものは大好きなので、ケーキ、チョコレート、饅頭などは十分食べるが、それでも、一度に食べるのは、ケーキや饅頭は1つ、チョコレートなら1粒か2粒である。
それでも、実際は、甘いものを食べ過ぎてしまうこともあるが、毎日トレーニングをしているので、太る心配はない。
でも、初代タイガーマスクのように、現役の時(今も現役かもしれないが)、超人と言うしかない運動をしているほどの人でも、彼は「ヨウカンをポッキーのごとく食べて」いたらしく、ひどく肥満していた。
プロレスラーには肥満型は珍しくはないが、さすがにサッカー選手には見当たらなくても、野球選手なら、巨人の阿部選手のように、かなり太ってる選手もいる。しかし、その阿部選手だって、常人に真似の出来ない練習をしているはずだから、やはり食べ過ぎなのだろうし、少々運動しても、食べ過ぎると、すらりとした美しい身体にはなれないことがよく分かるのである。

よく、ネット上で、「1日1分ですっきり痩せる」などというのをよく見るが、そのサイト全体から、胡散臭さ、厭らしさが滲み出ているように、私には感じられる。
かと言って、「根性でがんがん運動しろ」と言うやつは、やっぱり馬鹿なんだろうなあと思う。
ある程度の年齢になれば、運動する人は過剰に運動し、しない人は全くしないという極端に分かれるように思う。そして、後者が圧倒的に多いだろう。
私が、最低限、これだけはやって欲しいと思う運動がある。
・腕振り運動・・・後ろに振る時に力を入れる振り方と、前に振る時に力を入れる振り方、それぞれ200回。
・スクワット・・・30~100回。それ以上が望ましい。
これなら、場所も道具も要らず、それこそ、牢獄の中でも出来る。
もしやるなら、1年365日、よほどのことがない限り、毎日やることが大切と思う。

ところで私は、武術を編み出し、それを熱心にやっている。
全くの実用的な武術だが、組み手(練習試合)などやらない。危な過ぎて出来ないのだ。
試合のための武術ではなく、絶対に身を守るための実戦武術で、組み手で攻撃しても、相手に大怪我をさせてしまう。
一生、実際に使わなければ、それに越したことはないが、いざ使えば、恐ろしい武器である。
何と言っても、まずこの武術を作る時に研究したのは、あらゆる格闘技の「禁じ手」だったのだから。
まっとうな格闘技、武道の禁じ手にこそ、本物の武術がある。私はそう思っている。
プリズナートレーニングなども一部取り入れてはいるが、あまり筋トレはしない。
武術に相応しい筋肉は、武術の練習でつくからである。
私のは私のやり方だが、自分のテーマを見つければ、毎日、楽しく、熱心にトレーニングが出来る。
これは大事なことである。









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