昔、中島孝志さんの『波動経営』という本を読んだ中で、よく覚えている話がある。
松下幸之助のセミナーで、松下幸之助は、
「これからの時代は何が起こるか分からないから、会社は蓄えを持っておかなければならない」
と話したところ、誰かが、「どうすれば蓄えをもてるか」と質問すると、松下は、
「蓄えが欲しいと願うことだ」
と言ったらしい。
受講者達からは笑いが起こった。
その質問も間抜けだが、それでも、「なるほど」と思った稲盛和夫さんは後に大成功したのだと書かれていた。

これは、個人も同じことで、金持ちになりたければ、金持ちになりたいと願わなければならない。
ただし、強く願わなければ叶わない。
ほとんどの人が金持ちになれないのは、金持ちになりたいと本気で思わないからだ。
つまり、欲望が弱いのである。
強く金持ちになりたいと願えば金持ちになれると分かっても、ほとんどの人は、それほど強くは「望めない」のだ。
特に、裕福に何不自由なく育ったぬるま湯男子(女子もだが)はそうであるし、多少の苦労は知っていても、強い人や世間のいいなりになって生きたがる人の方が圧倒的なのである。

欲望は育てないといけない。
なんとしても、強い欲望を持たなければならない。
まずは、モテたいと思うことで欲望を磨くと良い。
「僕は、馬鹿な女どもになんかモテたくないな」といった、シニカルな態度が一番良くない。
そんな男は、本当はモテたいくせに、意気地がないから女性から逃げているだけで、そんなヤツは、当然モテないし、大きなことは何も出来ない。
また、今は多そうな気がするが、アダルトゲームみたいなもので満足していたら、欲望は全く育たず、惨めな一生を送ることになるだろう。

だが、いかに平穏に生きていても、人生には、それなりのピンチは何度も訪れるものだ。
それを逃してはならない。
就職出来なかったら、「就職なんて馬鹿のやること」などと言って自分を慰めるより、「良い会社に就職したい」と、出来る限り強く思った方が千倍も良い。
要するに、自分が欲しいものに素直になることだ。
高度な資格を取って威張りたいなら、いくら周囲が、「資格なんて実務の役に立ったりしないよ」と言っても相手にせずに、がんばって取った方が良い。
ただし、簡単に取れる資格では、さほどの欲望が起こらず、そんなもので満足していたら、やはり、つまらぬ凡人にしかなれない。

人生は熱く激しくあってこそ楽しいし、満足出来る。
それなら、訪れる危機を歓迎することだ。
そこに幸福の、満足の鍵がある。
ピンチは、強く生きるための欲望をプレゼントしにやって来るのである。
それを歓迎しないなど、愚かだし、もったいないじゃないか?
ちなみに、私今、結構ピンチである(笑)。









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