綱引きは、かつて、オリンピック競技であったが、実は、これこそが最高の運動かもしれない。
全身がくまなく鍛えられるが、特に、綱を握ることで小指が鍛えられ、足を踏ん張ることで、足の親指が鍛えられるからだ。
足の親指と、手の小指が、人体最大のパワースポットなのであるが、現代は、これが忘れられてしまっている。

ジャイアント馬場さんは、若い時、アメリカで、師であったフレッド・アトキンスという強豪レスラーに、ロープを引っ張る運動をしっかりやらされたらしいが、そのおかげで、歳を取っても身体が衰えなかったと述べておられたようだ。そして、一流のレスラーの多くがこれをやっているのだと言う。
ロープを引っ張る運動も、まさに、手の小指と足の親指が、いやがおうにでも鍛えられる最良のトレーニングであると思う。
馬場さんが強かったわけである。
そして、この運動を長く続けていたアトキンスは、50歳をとおに過ぎても、20代前半の馬場さんが、力で全く敵わなかったようだ。

ほとんどの人は、手の小指や足の親指を、ほとんど鍛えていない。
しかし、たとえ60歳や70歳でも、手の小指や足の親指を鍛えると、若い頃を超えて人生最高の肉体になる。
もちろん、西洋式の体力測定では若い時の方が成績が良いかもしれないが、根本的な力で上回るのである。

では、どうやれば、足の親指や手の小指を鍛えることが出来るか?
別に難しいことではなく、たとえば、木刀のようなものを、特に小指に力を込めて握れば良い。
何も持たなくても、小指を強く握って拳を作っても良いだろう。
実際に武道家であったブルース・リーも、拳をしっかり握ることを力説していたと思うが、そのためには、小指に力を入れることが必要だ。
ぐーぱー運動も良い。
ぐーぱー運動は、漫然とやっても駄目で、握る時に、「ぱし」っと音がするほど力を入れるのがコツであり、その際に、小指に力を入れるよう意識すれば、効果的に鍛えられる。

足の親指に関しては、意識さえすれば、多くの運動でちゃんと鍛えられる。
スクワットは、かかとをつけて行う人が多いと思うが、プロレスで行われているヒンズースクワットでは、曲げた時にかかとを浮かす。これにより、自然に足の親指に力が入る。
プロレスラーの足腰が「妙に強い」秘密は、こんなところにもあると思う。
腕振り運動をする時も、足の親指で、地面、あるいは、床をつかむような気持ちでやるよう、ちゃんと教えている人もいるが、それが効果的なやり方である。
腕振り運動は、身体全体の運動であるが、それ(足の親指で床をつかむような気持ちでやる)により、足の親指が立派に鍛えられ、それが驚くべき効果をもたらすのである。
歩く時も、足の親指で地面をつかむように歩くと、歩き方の効率が良くなって速く歩け、身体が引き締まり、あらゆる動きにキレが出てくるのである。

そして、相撲や剣道などの蹲踞(そんきょ)をすることで、足の親指を鍛えると共に、全身を調整し、身体全体が機能的で美しくなり、根幹から強くなる。
家にいる時に、しばしば蹲踞を行うようにすれば、その恩恵は計り知れないと思う。









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