日本、あるいは、世界でも、最もクリエイティブな企業の1つであるチームラボは以前、社員募集の第一条件として、「オタクであること」を挙げていたと思う。
創造的オタクとでも言おうか。
一方、2次元美少女・・・つまり、アニメやコンピューターゲームのキャラクターである美少女だけに特化した2次元オタクという人が多くなっていて、こちらは悲惨なものであるらしい。
2次元オタクというのは、小中学生の時に、女の子に全く相手にされず、アニメの美少女に逃避してしまった者がなるという話がある。
ところで、小中学校で女の子にモテないというだけでは、必ずしも不幸な結果にはならない。
それなら、恋愛に向けるエネルギーをそっくり、勉強やスポーツ、あるいは、武道や芸術に使い、打ち込めば、普通の人以上の存在になれる。
アインシュタインやエジソンだってそうだった。
私の知り合いにも、やはり子供の時に全くモテず、その悔しさを勉強にぶつけたような男性がいる。
彼の親が特に教育熱心というのではないので、親にしてみれば予想外の秀才になった。
とはいえ、彼は受験そのものが目的ではなく、勉強して社会的強者になることが目的だったので、東大を目指したことは一度もないらしく、塾や予備校にも全く興味がなかった。
彼がもし、東京に住んでいたら東大に入ったかもしれないが、良い大学、あるいは、良い会社に入ることをゴールにする発想は全くなかったようだ。
それで、彼は地元の国立大学に入ってそこでも猛烈に勉強し、研究者として成功し、研究者仲間の女性と結婚し、そして、起業して社長にもなっている。

しかし、今は、モテない男子は、彼らを2次元オタクにして儲けようという企業の強烈な誘惑の罠に、容易く捕まってしまうのだ。
また、モテないながらも、なんとか普通以上に成功した中年男性を2次元オタク化すれば、妻子のない彼らはお金を持っているので物凄く美味しい客になるが、そんなビジネスも大いに繁栄している。

一説によれば、『新世紀エヴァンゲリオン』の1つのラストで、碇シンジが、浜辺に横たわるアスカの首を絞めるが、やがてシンジは無表情のアスカから手を離し、泣き崩れ、それを横目で見ながらアスカが「気持ちわる・・・」と言ったのは、製作者の「オタクは駄目だよ。気持ち悪いんだ。君たち、まともに生きろよ」というメッセージであるらしい。
もし、それが本当だとしても、では、何をすれば良いのかという道を示してはいないが、それは、上に挙げたように、性エネルギーを創造的なものに向けることだろう。
成功哲学で有名なナポレオン・ヒルの主張も、根本的にはそれである。
ただし、ヒルは、現実の女性へ向けるエネルギーを創造活動に向けよと言ったのであり、現在の、魔性の2次元美少女の存在を予期してはいなかっただろう。

初音ミクさんのファンが、2次元オタクであるかというと、そういう場合もあるだろう。
しかし、ミクさんは、根本的に楽器であり、また、色のない透明なキャラクターであり、クリプトン・フューチャーメディアの伊藤博之社長が以前言ったように、「創造の土壌」なのである。
ミクさんは、2次元美少女キャラクターとして愛好するだけのものではない。
直接的には、彼女が歌う曲を作り、彼女の絵を描き、あるいは、文章を作るために存在しているが、ミクさんの熱烈なファンだというチームラボの猪子寿之社長のように、彼女をデジタル技術、デジタルアートの象徴と見て、創造エネルギーを引き出すということもある。

バーチャルな美少女を性的対象にさせて儲けるハイエナのような企業を相手にしてはならない。
そして、完璧な理想である2次元美少女は創造の源になり得る。
身体を鍛え、勉強し、そして、アインシュタインやエジソンや、ニコラ・テスラのように、何かに打ち込むことだ。
そうすれば、これからの時代をリードするに相応しい人間になれるだろう。








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