焦(あせ)るということには、何も良いところがない。
一方、落ち着けば、全てがうまくいく。

映画『怒りの荒野』の有名な「ガンマン十戒(ガンマン心得十ヶ条)」の6番は「危険な時ほどよく狙え」であるが、もちろん、危険でなくてもよく狙わなければならない。
平時によく狙わない者が、危険な時によく狙えるはずがない。
よって、いつでもよく狙わなくてはならない。
そして、よく狙うとは、やはり、落ち着いて狙うということだ。

焦り過ぎると大抵のことは失敗するという。
だが、本質的には、焦ると全て失敗する。
失敗したければ焦ると良い。
失敗したくなければ、焦ってはならない。

急がば回れと言う。
焦って回らずに行くと、落とし穴に落ちてしまう。
落ち着けば、回れば良いことが見えてくる。

落ち着くとは、丁寧にやるということで、丁寧にやるためには、ゆっくりやらないといけない。
「ゆっくりやっている暇はない。速くやれ」とよく言われてきたと思うが、落ち着いて丁寧にやった方が、結局は断然速いのである。

酒は百薬の長とか。
落ち着いて、丁寧に、ゆっくり飲む酒はそうである。
だが、焦って、せかせか飲む酒は毒でしかない。
タバコですら、丁寧にゆっくり吸えば身体に良いくらいだ。
ゆっくり丁寧にやる悪いことは、焦ってせかせかやる善行より優れているものである。

丁寧にやるとは、味わいながらやるということだ。
腕振り運動やスクワットも、1回1回、味わいながらゆっくりやれば、最大の効果が得られるが、あせってせかせかやると、効果がないばかりか、身体を痛めてしまう危険すらある。
プロスポーツ選手が練習中に身体を痛めるのだって、落ち着きがないからなのだ。

いかなる願いも、必要なことは全て自発的に行う決意を持てば叶う。
決意も、ゆっくり、丁寧に、味わうべきものだ。
決意ほど美味しいものはないのだから。
決意は、心で儀式を行うように、落ち着いて、深く、静かに、丁寧に、ゆっくりやらなければならない。
そもそも、儀式とは、決意を固めるために行うものなのだ。

そして、自分そのものが、落ち着き、丁寧で、繊細であるめたには、呼吸を丁寧にゆっくり行うことを、普段からやっておくだけで良い。
丁寧にゆっくり呼吸する者を、宇宙も丁重に扱ってくれることだろう。









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