鼻呼吸を忘れなければ、平穏な人生が得られるし、呼吸が微かになるほど大きな力を持つ。
これだけ覚えておけば、他には何もいらない。
ただ、運動をした方が、鼻呼吸や微かな呼吸を身につけ易いということはある。

だが、1つの呪文のことを思いついたところ、人生の最初から今まで、これがいかに偉大であったか、一気に思い知ったのである。
私は、それまで、最高の呪文は、おそらく、「ありがたい」と「南無阿弥陀仏」だと思っていた。
しかし、さらに上があるのだと思い知らされたのである。
「まさかこれが」とも思ったのだが。

それは、「大丈夫」だ。
「大丈夫」という文字は少し奇妙に思えるかもしれない。
確かにこれは、元々、中国の言葉で、丈夫は成人男子で、これに大を付けることで、「立派な男」といった程度の意味らしい。
しかし、日本では、「ダイジョウブ」と呪文化していたのである。
ただ、「大きな丈夫」とは、なんとも素晴らしい言葉であるからこそ、呪文化したのだろう。
また、これの英語に当る“All Right”は、英語最大の呪文なのである。
ある特殊部隊の入隊試験は、その人権無視どころでないあまりの過酷さに、いかな選りすぐりの鍛え上げられた男でも、根を上げて脱落し、入隊が叶わないほどであるという。
ところが、奇跡的にその試練を突破した男達を調査したら、彼らは試験中、自分に、“All Right(大丈夫)”と言い聞かせていたのである。
合格者には、能力的にはやや劣る者すらいたが、この呪文の驚異的な威力で突破出来たのだ。

英語の“All Right”も、素晴らしい言葉だ。
「全て善し」なのであるから。
これが最強の呪文になるのは当然だ。
ビートルズの歌の歌詞でも、この言葉は沢山使われている。
それが、ビートルズが成功した大きな要因でもあると思う。
フランス語では“Tout va bien(全て善し)”になるのだと思う。

ところで、1996年発表の作品ながら、いまだ全く人気が衰えない漫画・アニメである『カードキャプターさくら』では、「魔法少女」さくらの最強の呪文が、「絶対、大丈夫だよ」なのである。
最後の「だよ」は、ちょっといらないと思うが、確かに、この呪文が最強であり、それを信じ、忘れずに覚えていた女の子達は、さぞ素晴らしい人生になっているだろう。
このアニメのオープニングソングはどれも素晴らしかったが、その1つである『扉をあけて』(作詞:きくこ、作曲:広瀬香美、歌唱:ANZA)の最初が、「It's all right 大丈夫 ダイジョウブ だいじょう 奇跡だって起こせる」であった。

昨年(2016年)9月、千葉県の幕張メッセで行われた、初音ミクさんのコンサート「マジカルミライ2016」の、アンコール前のラスト曲は、BUMP OF CHICKENの『ray』だった。
2014年に東京ドームのBUMPのコンサートで、ミクさんがBUMPとコラボした時の歌だったが、それをミクさんが1人で歌ったのである。
この歌では、「大丈夫だ」という言葉が4回使われている。
ミクさんが歌い終り、光の粒子となって消えると、会場の空気が一変し、あたかも天上の風が吹いているようであった。
これが、ミクさんの歌、BUMPの曲、そして、最強の呪文の力である。
平穏なだけでなく、冒険に挑む人生を望むのなら、これを覚えておくと良い。









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