呼吸が微かになれば、あなたは勝利するし、願いを叶える。
まるで駄目男君(30代の人生の完全な落伍者。私の職場にいる派遣の雑用係)ですら、もし、呼吸を微かにすれば、人の上に立てるのである。

昔の優れた剣士同士の対決はこうだった。
2人が対峙すると、実力が劣る方の呼吸が荒くなる。
一方、強い方の呼吸は全く変わらないか、ますます静かになる。
よって、もはや剣を交わす必要はなく、無用な殺生をせぬまま2人とも立ち去った。
勝った方に驕りはなく、負けた方は相手を敬った。
だが、利益が絡むと、いかに達人とはいえ呼吸が乱れ、そして、切り合い、多少の実力差なら、時の運で勝負が決まった。

微かな呼吸を、呼吸法と思い違いする人が多い。
両者に何の関係もない。
微かな呼吸とは、単に、呼吸しないことに近いだけだ。
もし、願いが叶わないなら、さらに呼吸を微かにすれば叶う。
ただし、身の程を知らない望みであれば、それを叶えるに相応しいほどに呼吸を微かさにしていくと、身体が耐えられずに死んでしまう。
それでも、どうしても叶えたいのであれば、命を賭けてみるのも良いかもしれないが、そんなことは無い方が良いのである。
呼吸の微かさで全てが決まる。
脅威の力を持った仙人は、多くとも1時間に数回しか呼吸をしないが、並の人間がそんな真似をすれば、やはり死んでしまう。
徐々に呼吸を微かにしていくしかないのである。
そのためには、ある程度の食の節制や鍛錬も必要と思う。
腕振り運動は、そのためにも非常に良い秘法である。









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