「攻撃は最大の防御なり」と似たような言葉は太古からあり、教え合った訳でもないのに、世界中の多くの国に、こういった意味のことわざ、格言があるようだ。
ただ、これは論理的にはあまり正しい言葉ではなく、攻撃の戦力が弱ければ、この言葉を掲げると神風特攻隊になってしまう。
ボクシングでも、優性だからといって防御を怠ると、スキが出来て反撃を食らってしまう。
そもそも、スポーツ、格闘技で、防御が下手な選手やチームが勝つのは、攻撃力に格段の差がある場合だけというのは常識と思う。

ただ、私は子供の時、イギリスのテレビドラマ『ダンディ2 華麗な冒険』で、あのロジャー・ムーア演じるブレット・シンクレア卿が、あくまで日本語の吹き替えであるが、危機に陥った時、祖父の教えとして、
「攻撃こそ最大の防御なり。最大の攻撃とは無抵抗なり。つまり、何もしない者が一番強いんだそうだ」
と言ったことを、印象深く覚えている。
私は、もう1つ、やはりイギリスのテレビ番組『謎の円盤UFO(原題:UFO)』で、ストレイカー司令官が、危険が予想される中で、
「ことわざだが、爆発現場に近ければ近いほど生き残れるそうだ」
と言ったのも、子供の時、一度聴いただけで覚えていた。

「攻撃こそ最大の防御。最大の攻撃は無抵抗」
これは、老荘思想と似ていると思われる。
また、「爆発現場に近いほど生き残れる」で、こんなものを思い出す。
ことわざではないが、「星を掴み取ろうとするのは危険はことだが、それをしないともっと愚かな危険がある。掴めるはずの成功を掴み損ねる危険だ」といった言葉がある。

しかしまあ、総じて言えば、「先のことなんて分からん」ってことではないだろうか。
あまりに簡単にまとめて申し訳ないが、そんなものだ。
考えてどうにもならないことを考えても仕方がない。
だが、もし危機に陥ったら、息をするのを止(や)めてしまったかのような微かな呼吸をすれば・・・どうにかなる。
多分(笑)。
だから、普段から微かな呼吸に慣れておけば、いざという時に、うまくやれるだろう。
つまり、微かな呼吸が最大の攻撃であり、それが最大の防御なのである。
トランプのババ抜きや、樽に剣を刺す「黒ひげ危機一髪」ゲームで、カードを引く時や剣を刺す時には、息が止まっているものだ。
そこで、うっかり息をした時に、ジョーカーを引いたり、刺してはいけないところに剣を刺してしまうのである。
つまり、息をしない者の近くでは爆発しない。
不思議な話だが本当である。
本当の話だが、誰もやらないのだ。
もっとも、「神を試すなかれ」、「君子、危うきに近寄らず」であり、また、「戦わずして勝つ」べきだし、ジョーカーを引く危険がなければ面白くも何ともない。
つまり、真剣にやるべきことと、冗談やゲームとの区別はしなければならない。
とはいえ、やはり、微かな息をする者は、安全で無敵なのである。









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