潜在意識に願望を送り込めば、その願望は実現する。
潜在意識に願望を送り込むには、普段の意識である顕在意識が弱くなっていなければならない。
ところが、願望を思い浮かべながら顕在意識を消すというのが至難の技で、それをするために沢山の方法が考案され、涙ぐましい努力が続けられてきたのである。

眠りかけのうとうとした状態や、目が醒めたばかりのぼんやりした状態では、顕在意識が弱いので、そんな時に願望を言葉やイメージにすれば良いという話があるが、そんな状態で願望のことを考えることは難しい。
そもそも、願望のことを考えられるなら、既に十分に顕在意識が強くなっているのである。

脳波がアルファー波の状態では顕在意識は弱く、シータ波なら顕在意識は消えているというので、脳波をアルファー波やシータ波に下げる機器を使うというのは、良い方法だと思われた。
それには、橋本健氏が発明したアルファコイルや、政木和三氏が発明したパラメモリ、アルファシータ、そして、それと同じ原理で作られたバイオソニックなどが使われた。
また、パラメモリと同じことをスマートフォンで実現するアプリGeniLaxを、株式会社ジェイデータの佐々木耕司社長が開発し、無料で公開して下さっている。
だが、欲望を持てば、どんなものを使っても、脳波はやっぱりベータ波に戻る。
上記の装置やアプリは、ストレスを低減するには良いものだが、願望達成のためには、あまり役に立たないと思う。

しかし、呼吸を微かにすれば、速やかに顕在意識は退き、潜在意識が表出するのである。
しかも、意思により呼吸を微かにするのであるから、弱い顕在意識と強い潜在意識が協力関係を築いていることから、最低限の思考は保持されていて、顕在意識は潜在意識に願望を伝えることが出来るのである。
ところで、渡部昇一氏が大島淳一名義で書いた『あなたはこうして成功する』という、ジョセフ・マーフィーとの対談という形で書かれた本(実際にマーフィーと対談した訳ではない)で、マーフィーに「この本が悪人の手に渡らないことを祈っている」と言わせているが、それは無用な心配である。
呼吸が微かであれば邪まなことは考えられないし、邪まなことを考えれば、呼吸は荒くなるからである。
ところが、岡田虎二郎は、人間は腹から力が抜けた時によからぬことを考えると言ったらしいが、それが本当だとしても、長時間、腹に力を入れていることは出来ない。
とはいえ、虎二郎の言うことにも道理はある。
呼吸を微かにすると、腹ともつながりのある、体内に隠されたある精妙なメカニズムを動かすのだが、そのメカニズムこそ、高次の能力を発動させる秘密の体内装置だからである。









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