ニュースサイトで「小室さん」という見出しを見たら、私などは、「小室哲哉さんが何かしたのかな?」と思うのだが、小室圭さんのことだったということが多い。
しかし、それは、小室哲哉さんが、それほど、一頃に名を成したということと思う。
私の曖昧な記憶だが、小室哲哉さんと言えば、いわゆる全盛期には、海外に行けば超一流ホテルのワンフロアを借り切り、スーパーカーを何十台と所有し、宮殿のような豪邸を建てているとかいった、凄いと言うよりは阿呆な話をよく聴いたものだが、いつしか、大ヒット曲が作れなくなり、多額の借金を背負って詐欺を働き、さらに悪い事に、奥さんのKEIKOさんがクモ膜下出血で倒れるという、まさに、「天国から地獄」とでもいうことになったが、私の見方では、今も昔も地獄・・・いや、昔が地獄で、今は天国に向かっているのだと思う。
人間というのは、苦しい目に遭ってこそ心が磨かれる。
小室さんは、一頃の他人を見下したような雰囲気がなくなり、良い感じになったようで、私としては、辛いだろうが、これで良かったのだと思う。
私は、小室さんの音楽は、昔、「ちょっと感じがいい」程度に感じていたし、長く聴くと疲れた。しかし、ご本人も、名曲を作るというのではなく、サラリーマンがカラオケで歌える歌を作ろうとしていたという話を覚えているが、おそらく、それは本当だと思う。もし、「名曲」の方を主にしていたら、あれほどのヒットメイカーにはならなかっただろう。

今では信じられない人も多いだろうが、ビートたけしさんは昔、たけし軍団をひきつれて、フライデー誌の編集室を襲撃するという、とんでもない暴力事件を起こして逮捕されているが、よく復帰出来たものだと、私は今でも驚ける。現代であれば、絶対に復帰は不可能だろう。
また、たけしさんは、酒を飲んでバイクに乗って事故を起こして瀕死の重傷を負い、また、顔全部を作り直すほどの大手術をしたらしい。
だが、この2つがなければ、これほどの人物にはならなかったと思う。

不幸の渦中にあり、辛く苦しい時は、誰も、「これが自分を磨く」などと思うはずがないが、実際のところ、それがないと、磨かれないばかりか、人間として終わっている可能性もあるのだと思う。
小室さんも、たけしさんも、一連のことがなければ、ハワード・ヒューズのような悲惨な最後を迎えていたかもしれないと私は思う。

不幸は本当は有り難い・・・まあ、さっきも言ったように、その渦中にある人が、そう思うはずはなく、そんなことを言ったら激怒されるかもしれない。
だが、黒住宗忠が、重病に罹った武士に、「ありがたい」を1日一万回言わせたら、現代医学でもあり得ないが、一週間で完治してしまったのだが、不幸の元になっていた潜在意識の穢れを浄化すると供に、不幸とは、ありがたい天の恵みと分かれば、その不幸は消えるのかもしれない。
そのために、宗教団体に多額の寄付をする必要はなく(多少の寄付は良いだろうが)、宗忠が教えたようにやれば良い。









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