私が幼稚園の時にやったカルタ遊びで、私は「に」の札の文だけ覚えている。
それは、
「にがくても、くすりをのんで、びょうきをなおそう」
だった。

忘れずに覚えていることには、何かの真理がある。
この「くすり」とは、医薬品のことではなく、「苦い想い」であり、それを受け入れて、「びょうき」、すなわち、心の誤りを正さねばならない。
私は、『機動戦士ガンダム』は、ただの1話も観たことがないのだが、女性に人気があるシャア少佐が、こんなことを言ったらしい。
「辛いものだな。若さゆえの過ちを認めるのは」
これは、シャアのファンである姉から一度聴いただけであるが、これも私はずっと覚えている。
この「過ちを認める」ことが薬なのである。

木枯し紋次郎は、金がないことも少なくなかったので、野生のキノコを採って食べることもあったが、採ったのが毒キノコだったので、捨てていったことがあった。
すると、若い男がそれを拾って食べてしまい、毒に当てられてしまう。
その男は紋次郎を捕まえ、
「誰かに拾われても仕方のない路上に捨てたお前が悪い。俺の手伝いをしろ」
と言う。
普通なら、「そんな馬鹿な。知るか」と言うところだが、紋次郎は、一理あると思って、男に従う。
紋次郎もまた、苦くても薬を飲む男なのだ。

ところで、中学生くらいで、髪の一部が白くなってしまって悩んでいる男子がいると思う(女子でもいるかもしれない)。
中学生の時からではないが、私は、そんな歳でもないのに、両横の前の方が白くなってしまっていた。
ところが、最近、白くなったところが茶色くなってきた。
真っ黒よりも良い感じである。
茶髪にしたがる人の気持ちが分かるような気がする。
育毛剤代わりに、ビタミンCを溶かした水を頭に付けているせいかもしれない。
確かに、抜け毛がなくなるので、数ヶ月続けているが、思わぬ効果が現れた。
増毛するかどうかは不明だが。
100ccくらいの容器にビタミンCを0.5g程度溶かす(すぐには溶けないので数時間置く)だけで、使っているビタミンCは1kgが2,000円以下の粉末なので、コストはゼロに等しい。
ビタミンCを直接塗っても効果がないとか、ビタミンCではなく、ビタミンC誘導体でないといけないとかの情報もよく見るのだが、この通り効果があるし、ビタミンCが浸透しないなら誘導体でも浸透しないはずだ。それに誘導体は(コストが)バカ高い。
タダ同然のビタミンC溶液をたっぷり、朝晩(出来ればもっと)付ける方が良い育毛になるかもしれない。
飲む方のビタミンC大量摂取も続けているが、生まれつきともいえる皮膚病(乾癬と思う)が少しずつだが改善し、痒くて眠れないということはなくなった。
ビタミンCは有り難いものである。









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