人間の脳は元々、洗脳とか集団催眠をされ易いように出来ている。
だから、大半の人は、容易く国や大企業やマスメディアや学校のいいなりになる。
ただ、そうでなければ、人類の生存には都合が悪い面があるのかもしれない。

進歩派ぶった人達は「共感の時代だ」と言うが、これだって、やっぱり洗脳や集団催眠と変わらない場合が多い。
つまり、多くの場合、「共感=集団催眠」になってしまう。

だが、新しい人類になれば、「騙され易くなければ存続が危うい」存在ではなくなる。
新しい人類になるためには、常に、意識を目覚めさせておかなければならない。
意識が目覚めているかどうかの判断は簡単だ。
意識が活性化されていないと、「心も身体も疲れる」のである。
大したことをしているわけでもないのに、「ああ、しんどい」と言っているなら、意識が不活性なのである。
人間の脳は、ぼーっとしているとエネルギーを浪費するように出来ているらしい(その仕組みはデフォルト・モード・ネットワークというようだ)。

昔の、中国の無業(むごう)という禅僧は、毎朝、自分とこんな対話をしたらしい。
「おい、主人公」
「はい」
「しっかり目を覚ましていろ」
「はい」
「人に騙されるな」
「はい」

しかし、具体的にどうやれば騙されずに済むかが分からない。
昔は、この程度の注意で良かったのかもしれないが、今の情報社会では全然駄目である。
岡田虎二郎は、常に腹に力を込めよと言い、中村天風は、常に肛門を引き締めろと教えた。
確かに、そう出来れば良いのだが、現実的に、そんなことは不可能だ。
もっと実際的に、「1日トータル1時間は肛門を引き締めろ」と教える気功家もいるが、それも、毎日続けることは難しい。
ニサルガダッタ・マハラジは、常に自分の心を監視しろと言ったが、正直、それはやりたくない。
心なんてどろどろだからね。それを見るのは苦痛だし、辛いことは続かないものだ。

それよりも、自分の呼吸を出来るだけ意識すると良い。
呼吸をコントロールするのではなく、ただ留意するのである。
いつ、いかなる時もだ。
呼吸への注意が逸れても構わない。
また戻せば良い。
外れた意識を、自主的に引き戻すことで、我々は心を支配出来るようになる。
心を支配している人間は騙されない。
さらに、良いことがある。
心は世界を創造している。
その心の主になるのだ。
そうなれば、世界は意のままである。









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