私が勤めている会社や、過去に勤めた会社、そして、客先である会社等で沢山の人達を、ある程度の時間の流れの中で見たが、偉くなる人は、例外なく、次の2つを備えている。
(1)座っている時の姿勢が良い
(2)常に温和

(1)に関しては、座っている時だけではないのだろうが、特に座っている時の姿に品がある。
少しはリラックスすることもあるにしても、それほど崩れた姿勢にはならない。
そして、(2)については、文字通り「常に」であり、稀にでも態度を荒げることもない。
面白いことに、能力や人間性に明らかな欠陥があっても、これらを満たしてさえいれば、やっぱり、そこそこには出世するのである。
学歴が良いだけで、特に経験が必要な仕事が全く出来ず、若い人達にまで馬鹿にされていることが分かってしまうような人でも、上の2つが出来れいれば、やはり、リーダーの地位にいるのである。
大きくない会社なら、部長や役員くらいにはなってしまう。
逆に、切れると思われる人でも、上記2つのいずれかが大きく欠けていれば、あまり良い立場にない。
また、片方に多少の欠陥があっても、もう片方が特に良いなら、やはり、それなりには上の立場に立っている。
万年ヒラという者は、座っている時の姿勢がひどく悪かったり、怒りっぽい者が多く、まして、キレるような者は絶対に昇進していない。
例外も確かにあり、姿勢が悪かったり、短気を起こすのに良い地位にいる者もいるが、そんな者は、次のいずれかになる。
1つは、痛い目を見ながら、これら「銅の2つ」を得る。
もう1つは、不釣合いに得た以上の何かを、健康や家庭等から奪われている。あるいは、地位を失うばかりか、会社を追われている。

つまり、姿勢よく座り、温和でありさえすれば、まず不安なく生きられる。
温和であるには、常に、にこやかな表情をするだけで良い。
ただし、隙なくやらなければならず、「今日は機嫌が悪い」なんてことがあってはならない。

ニートですら、家に中で、柔和で姿勢よく座っているなら、いずれ、良い条件の仕事が来て、仕事場でも、この「銅の2つ」を堅持すれば、楽々と上に行ける。
なぜそうなるかは、ちゃんと論理的に説明出来るが、書くのも読むのも面倒だ。
ただ1つ言えば、柔和で姿勢が良いことは、意識せずに出来ることではなく、それを意識することで、頭の中の、エネルギーを奪い去るシステムを止め、エネルギーに満ち、元気な状態でいられるのである。
それだけあれば、大成功とは言わないが、「小成功」なら簡単なのである。

上に述べた「銅の2つ(銅の掟)」(良い姿勢と温和さ)を実践することをお奨めする。
ところで、「銀の掟」があれば、儲かる社長になれ、「金の掟」を持てば、偉大な成功者になれる。
しかし、金と銀の掟に関しては、他所に当るか、ジョセフ・マーフィーの本を読んで欲しい。








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