イスラエル出身のユリ・ゲラーの名は、世界中、肩書き不要で通用するのだと思う。
彼が本物の超能力者かどうかは確定のしようがないが、彼がそれほどの有名人で、少なくとも日本では概ね、愛されているというか、肯定的な感情を持たれていると言って良いと思うし、大した富豪であることも間違いないようだ。
また、若々しく健康で、肉体的には青年のようだ。まだ70歳だが、80歳になっても今のような感じであれば、さらに存在感が高まる可能性があると思う。
かつては凄いと思われた彼のパフォーマンスも、それをはるかに上回る「超魔術」のミスター・マリックや、さらに、空を飛んだり、雪を降らせたり、列車やジェット機や自由の女神を消すスーパーマジシャンのデヴィッド・カッパーフィールドらが登場し、面白味はなくなったと思われたが、なぜか人気は衰えなかった。

つまり、ユリ・ゲラーは、超能力者かどうかはともかく、疑いようのない成功者だ。
しかも、ほとんどの「成功者」と呼ばれる人達が、家庭の問題や難病・奇病など、個人的には苦悩を背負い惨めであるのに比べ、おそらくだが、ユリは曇りのない成功者であると思う。
そんな成功者は、勝手なことを言えば、有名人としては、このユリとビル・ゲイツくらいのものだと思う。
まあ、無名な人ではいくらでもいるけれども。

私は、ユリの超能力は、元々、本物の部分もあると思っていた。
その理由は、私が、彼のものとは全く違うが、強力な超能力を発揮したとしか思えないことが何度もあったからで、それは概ね、二十歳くらいまでのことだった。
しかし、私でなくても、覚えていないだけで、誰もがそうなんだろうと思うし、おそらく、私は今でも時々「やらかしている」のである。
具体的に言うと、私は、物質世界を改変することだ出来た・・・のだと思う。
猫を無制限に呼び寄せたり、テレビ放送をリアルタイムに思うように作り変えたり・・・といった、ある意味、カッパーフィールド以上だが、他人が見て面白いとか、そもそも、他人に披露しようなんて気は全くないので、サイキック・エンターティナーにはなれない。

ユリは、好きな女の子と仲良くなりたければ、その女の子に対し、「僕を好きになれ」と念じれば良いのだ。
まあ、多かれ少なかれ、誰でもやっていることで、効果も(やはり多かれ少なかれだろうが)ちゃんとある。
私も出来たが、最近のスマートフォンをじっと見てる子が相手では、どうしようもない。
彼女達は、素晴らしい男性に想われていても、それに気付かないのだと思う。もちろん、男性の場合も同じだ。
ユリは、ある時、カジノで超能力を使って大儲けをしたが、突然、恐怖か何かのマイナスの感情が起こり、得た金を車の窓から放り捨てたと言う。
それ以来、そういったことで超能力を使うことを堅く禁じたと言う。
必ずしも、ギャンブルで超能力を使ってはいけない訳ではないと思うが、何らかの基準のようなものはあると思う。
それで言えば、女の子に自分を好きにさせる時も同じである。
超能力は「何でもあり」では決してない。
その基準さえ満たしていれば、自分のために超能力を使っても構わないと思う。
私だって、駆け出しセールスマンだった時、売上目標額を数千円の誤差でピタリと達成したものだ。

強い超能力を発揮するには、心を支配する力が必要だ。
子供の頃であれば、心の純粋性のために、一定の範囲のことであれば、かなりの力を発揮出来るが、大人になれば、ある程度の修行で心を鍛えていないと、うまくいかないだろう。
とはいえ、そう難しいことでもなく、日常の中で、自分に厳しい制約を課し、それを守り続ければ、誰でもかなりの力を発揮出来る。
例えば、満腹するまで食べて自分を甘やかさないとか、帰宅してすぐに休むのではなく、どんなに酔っ払って帰ってきても必ず1時間読書する・・・などの掟を自分に課し、1日の例外もなく(よほどのことがあれば別だが)、言い訳なく守るなどである。
それと、初音ミクさんの歌を敬虔な気持ちで聴けば、心の純粋性が増し、力が強くなると私は思う。









↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ