「ザ・シークレット」とか「引き寄せの法則」とか、潜在意識の法則とか、ナポレオン・ヒルの成功法とかSMIとか、数多くの有名な、願望・目標達成法があるが、これらについて、「本当に効果があるのか?」、「そもそも、本当のことを言っているのか?」という疑問も多いかもしれない。
これらを作った人達は、人々をうまく騙して大儲けしようとしただけかもしれない。
その通りかもしれない。
しかし、それはどうでも良いことでね。
作った人にとっては嘘でも、信じてしまうえば本当になる。
逆に、作った側が真面目で誠実で有能でも、使う側が疑えば威力を発揮しない。
国を発展させた教条が、実は作った者はただの与太者だったなんて話があっても、少しも不思議ではない。
全然勉強が出来なかった者の怪しいアドバイスで有名校に合格する生徒だっている。

黒住宗忠というキリスト並の奇跡を起こせた神道家がいたが、彼が好きな話に、デタラメな仙人になる方法を真に受けた若者が本当に仙人になるという話があった。
つまり、宗忠もまた、何事も信念が大事だと言っていたわけである。
もちろん、馬鹿げていると思うことを信じるわけにはいかない。
しかし、信じてもいいやと思い、信じて得なことなら、そして、それで人様に迷惑をかけないなら、安心して信じれば良い。
スティーブ・ジョブズだって、「勇気、運命、人生、カルマなど、何でもいいので何かを信じなくてはならない」と言っていたが、そういうものなのだと思う。
完全な引きこもりで、誰ともうまくやれなかった私も、ジョセフ・マーフィーの教えを少し信じたおかげで、社会の最底辺には入れたのではないかと思う。
こと経済に関しては、わりと裕福だ。
これは、引きこもりにしては、あり得ない快挙かもしれない。

宗教に関しては、信心の強い人から金を巻き上げようとしている宗教団体があるし、そもそも、宗教というのは、現実的には、そんな面があるのだと思う。
だって、宗教家の生活は布施で成り立つのだし、宗教家だって贅沢したいだろうからね。
そして、宗教家は、信者に良いことを信じさせてあげれば、十分に高い布施に見合うのである。
ただ、私は、宗教に入る気は全くなく、沢山の宗教家や学者のイエスや釈迦の教えの解説も、あくまで、参考程度に見ている。
谷口雅春氏の『生命の実相』は実に素晴らしいし、五井昌久氏の教えも素晴らしい。
どれも良いという態度が一番と思う。
あれがこれよりレベルが高い・・・などと考えるようになれば、おかしくなってくる。
釈迦やイエスの生まれ変わりなんていない。
いるとしたら、あなたなので、それは黙っていることだ。

迷ったら、ジョセフ・マーフィーの本を1冊選ぶと良い。
立派な社長さん達の書棚を何度か見たが、マーフィーの本が1冊はあることが多かったと思う。
ただ、マーフィーの解説本は読まないことをお奨めする。
1冊を、出来るだけ淡々と、百回くらい読めば、金に困ることはないだろうと思う。









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