私が念仏を薦めるので、誤解している人がいるかもしれない。
私は、駄目な人間に対し、「そのままでいいんだよ」なんて、甘ったれたことは決して言わない。
たとえそれが、14歳の美少女であっても同じ・・・ああ、これは、西尾維新さんの小説作品である『物語シリーズ』のヒロインの一人、千石撫子(せんごくなでこ)のことを言ったのだが、伝説の吸血鬼にさえ、「魔性」と言われるほどの天然で可愛い撫子であっても、目の前にいたら、嫌って無視するだろう。
あんなシンドイ子は相手にしたくないという点において、シンドイことは全て嫌いという撫子とは「同病相憐れむ」なのであるが。
とはいえ、私は、撫子は可愛いから、「そのままで全然OK!」なんて全く思わない。
撫子が戦場ヶ原ひたぎ(高3女子)に、
「こんなことになっていなかったら、あなたと友達になれたかもしれないね」
と言った時の、戦場ヶ原の、
「それは絶対にないわ。私、あなたのような甘ったれたガキが大嫌いなの」
という即答に同意する。

元ひきこもりとしては、現役ひきこもりに対して同胞意識はあるのだが、それはあくまで、「自分で正々堂々稼げるようになりたい」と熱望している場合だけだ。
私は、ひきこもっていた時、怪しげな商売をしている社長さんに、
「19にもなって、親に小遣いをもらっているようなら、もう終わりだ」
と言われたことを、よく覚えている。
詐欺師まがいの商売をしている社長さんでも(法には触れていないと思うが)、金を稼ぐ人はひきこもりと比較にならないほど偉いと痛感したのである。

斎藤一人さんという、昔、長者番付が発表されていた時は、度々日本一になっていたお金持ちの社長さんがいて、物凄い数の本を出している。それらの本は人気があるようだ。
しかし言っておくが、あの人は天才である。
アンデルセンの『みにくいアヒルの子』で言えば、斎藤さんは白鳥の中の白鳥であり、カモメやカモメ以下の我々が、そんな斎藤さんの真似をしても何にもならない。
それどころか、斎藤さんの本を読んで、自分も白鳥だと妄想するようになったら、人生を棒に振るかもしれない。
それほど危険である。
それでも、斎藤さんの一番最初の本、『変な人が書いた成功法則』だけは良い本だと思っていた。
この本の教えは、「困ったことなんか起こらない」だ。
そして私は、「なるほど」と思い、「困ったことなんか起こらない」と称え続けたが、次々に困ったことが起こった。
だけど、凡人に起こる困ったことの大半は、ちょっとシンドイ思いをすれば解決出来ることだ。
そして、それをしなかったら、のっぴきならない、本格的に困ったことになる。
私の職場にいる、30過ぎの派遣の雑用係、まるで駄目男君は完全にそうなっている。
ああなれば、もう救いようがない。
彼は人生が終わっている。彼は自分は白鳥だと思い込み続けているからだ。
斎藤一人さんのような天才は、「困ったことなんか起こらない」と教える。
だが、凡人は、当たり前の教え、「困ったことは自分で何とかしろ」を覚えておくべきだろう。









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