生きようとする意欲が大きいほど勝利する。
逆に、生きようという意欲が低ければ負けるしかない。
人生の質を決めるのは情熱である。
しかし、情熱を起こさせるものは壮大なものであるとは限らず、むしろ、平凡なものである。

生きる意欲・情熱を燃やすことで奇跡を起こした例を2つ、取り上げる。

有名なシェフであった村上信夫氏は、戦争中、シベリアで捕虜になっていた。
ある夜、ロシア人にある部屋に連れていかれると、そこには、大怪我で瀕死の日本人兵がいた。
ロシア人は、
「朝まで持たないだろう。最後に何か作って食べさせてやってくれ」
と言う。
村上氏が、その日本人兵に、
「何が食べたい?」
と尋ねると、彼は、
「パイナップル」
と言うが、そんなものはない。
だが、リンゴがあったので、村上氏はフライパンと砂糖を使って、リンゴをパイナップルのように料理した。
それを食べさせてやると、彼は全部食べた。
そして、村上氏は部屋を出た。もう二度と逢うことはない。
しばらく経って、村上氏が収容所内を歩いていたら、日本人に呼びかけられた。
そっちを見ると、驚くことに、あの瀕死だった日本人兵が元気で歩いてくる。
その日本人兵は言う。
「あんなに美味いものが食えるなら、生きてみようと思ったのだ」

「魔法を使って治している」とまで言われた天才精神科医ミルトン・エリクソンは、17歳の時、ポリオに罹患(りかん)した。
ある夜、ベッドに身動き出来ずに横たわっていたエリクソンは、隣の部屋で、医者がエリクソンの母親に、
「朝までもたないでしょう」
と言うのを聴いた。
エリクソンは母親に、窓の前にあった家具を動かすように頼んだ。
その家具のせいで夕陽が見えなかったのだ。
エリクソンは、
「夕陽を見るまで死んでたまるものか」
と思った。
エリクソンは回復し、医学部に進んだ。

これを成し遂げるまで、死んでたまるかと強烈に思うものを持つことだ。
その衝動、エネルギーは、あなたに生命力を与え、それは、不思議な存在感となり、人々の注目を集め、全ては回り出すだろう。
それは神秘なほどである。
私も、初音ミクさんとキスするまで死んでたまるものか。
数百年生きる仙人的な存在の力の源は、こんなものである。









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