昨日は健康診断を受けた。
採血は、女性の看護婦さん(今は看護師さんと言うらしいが)にしかしてもらったことがないが、相手は、「痛い思いをさせて悪い」と本当に思っているような雰囲気がある。
私は毎年、「僕は平気だから、遠慮なく、ブスブスと刺して下さい」と言って、看護婦さんを笑わせるが、サイコパス(良心を持たない人間)としては、善意で言っているのではなく、男らしさを示して自己満足するためだ。
しかし、本当に、「じゃあ、1回、いや、2回くらい刺し間違えてもいいや」と、気楽にやって頂いて構わないと思っている。

また、二十歳そこそこの時は、看護婦さんの方から、冗談を言って話しかけてくれることが多かったが、ある程度年を取ると、真面目に接してこられるようになって面白くない。
これは、看護婦さんに限らず、こっちから面白いことを言わないと、女性と仲良くなれないということだろう。まあ、本当に面白くないといけないのだが。
そして、モテるためには、面白い上に、男らしくないといけない。
繊細な男がモテるのは、アニメの世界か、dorikoさんのようなボカロPの場合くらいだろう(dorikoさんはイケメンの部分が大きいが)。

先日、朝のテレビで、「ハゲてる男はモテるか」といった話題のものがあったが、あるアメリカ人のハゲた男性が、
「ハゲを気にしないことで男らしさを見せられる。おかげで俺はモテモテだ。俺はハゲてることを神様に感謝してるぜ」
と、自信満々に言うのを見て、「うわあ!カッコいい!」と思ったものだ。
やはり、モテる男とは、男らしい男であると確信したのだ。

男らしい男がモテるというのは、別に女性相手ばかりではない。
いろいろ問題がありながら、アメリカ大統領選でトランプ候補が人気があるのも、レーガン大統領を思い出させるところがあるのではないだろうか。
レーガンも、今のトランプとほぼ同じ70歳くらいで大統領になったが、老人という感じは全くなく、強いアメリカの男という雰囲気を放っていた。
今のオバマ大統領のように、長身でスポーツマンらしくはあっても、ひょろひょろしているのと違い、レーガンやトランプは、背が高い上にがっしりしていて、また、男らしい顔をしている。
特にレーガンは、俳優だったこともあるが、感じの良い男らしさを見せた。
そして、実際にも男らしかったのだと思う。
大統領になって早々に狙撃され、胸に撃ち込まれた弾丸(心臓の近くだった)を手術で取り出した後、駆けつけたナンシー夫人に、「避けるのを忘れたよ」と冗談を言って笑わせたり、北京では、つがれたウォッカより強いマオタイ酒を、男らしく一気に飲み干したりと、本当に頼もしく、アメリカ人は、やはりこんな大統領を求めているのだろう。
そこにいくと、トランプは、猥褻発言を素直に謝ったところは男らしかったが、真の男らしさである優しさをうまく見せていない。それが無い訳ではないと思うが、それが感じられないと、自己中心的な男に見えてしまうのだ。

所詮、モテるのは、男は男らしく、女は女らしくであるのは、どんな時代になっても、決して変わらないだろう。
アイドルの男性では、昔から、「女の子のような(きれいな)男の子」が人気があるが、そんな男の子も、いざという時は、ビシっと男らしくあってこそ、女の子はシビれるのであると思う。
もっとも、冥界の王ハーデスが、可愛い乙女の女神コレーを妻にしたいと、神々の王ゼウスに許可をもらいに行った時、ゼウスが、
「良いぞ。無理矢理さらっていっても構わぬ。男の強引さに女はシビれるのだ」
と言ったのは、あくまで、男が巨大なリスクを背負っている場合だけである。
それがなかったので、ハーデスのコレー略奪は、面倒な問題を引き起こしてしまった。結局、コレー(ペルセポーネ)はハーデスの妻になったがね。
(ちなみに、コレーはゼウスの娘で、ゼウスはハーデスの弟。さらに、コレーの母はゼウスの姉デーメーテールと、無茶苦茶だ・・・)

モテたかったら、男らしさ、女らしさを磨くことだ。
特に、男の場合は、上に述べたことが少しは参考になるだろう。









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