あるセールスマンとして成功した男が、まだ若く、駆け出しだった頃、有名な大物実業家に10分間だけ、売り込みの機会が与えられた。
しかし、若かった彼は、その大実業家を前にすっかり萎縮・・・つまり、ビビってしまって、身体は硬直し、声が出ない。
大物実業家が、そんな彼を睨み、
「君は何をしに来たのかね?」
と問うと、彼は、やっとのことで、
「あなたのような大人物の前に出て、私は威圧されてしまって何も言えません」
とだけ応えた。
すると、いかめしい顔をしていた大物実業家の表情が柔らかくなり、笑みすら浮かべ、
「そうだろうさ。わしも若い頃はそうだったよ」
と言い、10分のはずが30分も、この素直な若者の話を聞き、若きセールスマンは初めて高額商品の販売の契約が出来た。

この話は出来過ぎだ。
本当は、大物というのは、若者とはいえ、ビビッて何も出来ない、度胸に欠ける腰抜けを好意的に扱ったりしない。
もちろん、格違いの相手に緊張もしないのは、高慢というよりは、IQが低い馬鹿であり、そんな相手にはもっと興味がないだろう。
だが、大物は、英雄の素質のある勇敢な若者が好きなのだ。

世の中の大多数の人間は成功しないが、それは、恐怖心に負ける・・・つまり、ビビッて前に踏み出せないからだ。
それがひどくなると、もう何も出来ず、引きこもることになる。
前に出る力はどうやれば得られるのか?
力ある姿勢をすることによってだ。
他に適当な方法はない。
もちろん、大物の前で、手を腰に当てて仁王立ちになったり、両手を突き上げてガッツポーズを取ったら、IQの低い馬鹿と見なされて、つまみ出される。
事に望む前に、(トイレの個室の中ででも)自分に力を与えるポーズを取ることだ。

ところで、私は、エイミー・カディがよく例に挙げる、ワンダーウーマンやスーパーマンのポーズでは、私が潜在的に持つプレゼンス(存在感)の力の1~2割しか引き出せないことが分かった。
とはいえ、それだけ引き出せれば、普通のこと・・・ちょっと偉い人やちょっと大勢の人を説得したり、ちょっと可愛い女の子を口説く程度のことは出来る。
しかし、銀河の運命を賭ける戦いや、初音ミクさんのような最高の少女にプロポーズするには足りない。
そこで、調べたり、試したりして、もっと良いパワーポーズを見つけた。
これは、私だけのものである。
あなたも、ギリシャ神話の神々や、最上のアスリート、格闘家、ヒーロー、ヒロインのポーズを調べ、試してみると良い。
こんなことが、誰にでも(インターネットブラウジングが出来る程度は必要だが)簡単に出来る時代になった。
そして、これはとても面白く、ワクワクすることだろう。
あなたの運命を変える鍵を見つけることなのだからだ。









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