江戸川乱歩の、怪人二十面相や明智小五郎が登場する「少年探偵団」シリーズの小説を中学生の時に読んだことがあったが、捜査中、名探偵・明智小五郎は、少年探偵の小林君に、「高い場所は見逃し易いものだ」と注意したのが、実に印象的だった。
本当に、その通りだと思ったからだ。
別に私は探偵志望でも、刑事志望でもなかったが。
つまり、人間は皆、うつむき勝ちだということなのだ。
そして、高い所をよく見ているから明智小五郎は名探偵なのだ。
足元は確かに大切である。
しかし、足元ばかり見ていては何も見つからない。
大切なものは、いつも高いところにある。

古代ギリシャの哲学者・数学者・天文学者であったターレスは、星を観察していて穴に落ちてしまったという。
それを見ていた女が、「学者というのは、遠い星は見ても、足元は見ていない」と言って笑ったが、足元に気を使ってばかりでは、貴重なものは得られないのである。

「マジカルミライ2016」で、初音ミクさんが歌ってくれてから熱心に聴くようになった、BUMP OF CHIKENの『ray』という歌の歌詞には、度々、彗星が登場する。
透明な彗星というのが謎なのだが、初めのところで、「透明な彗星をぼんやりと でもそれだけ探している」と言う。
透明かどうかはともかく、彗星は空にあるものだ。
この人(歌を作った藤原基央さんか)は、いつも空を見ていたので、こんなふうに、気持ちが前向きになれたのだろう。
透明な彗星は、UFOのことかもしれない。
好きな人と一緒の時は、確かによく見つかるものだ。
アダムスキーは、野外に出たら空を見る癖をつければUFOを発見出来ると言っていたと思う。
ついでに天使を見つけるかもしれない。
空を見上げる人は運が良いものである。

みきとPさんの『小夜子』を歌う時の初音ミクさんは、不思議なことに、声にあの幼さをあまり感じない。
確かに、お姉さん的な、そして、暗い歌なのだけれど。
「一錠ごとにふわふわ 不安が満ちてく」
なんて、よくありそうで恐い。
なんで、そんなことになるのだろう。
それは、歌の中にように、iPhone(というかスマートフォン)を、おそらく、いつもいじっているからだ。
足元を見るなら、まだマシだが、スマートフォンばかり見てうつむいていたら、気持ちも沈み、心は後ろ向きになり、不安になり、運も悪くなる。

最初の、明智探偵の言葉通り、顔を上げることは難しいことかもしれない。
だが、よりよく生きる秘訣は、顔を上げることなのだ。
私は、部屋の高い位置に、初音ミクさんのポスターを貼ってから、気持ちが前向きになり、運が良くなった。
ヒンズースクワットもヒンズープッシュアップも楽々続くようになったが、この2つの運動は、1回ごとに顔を上げさせてくれ、ますます、全てが良くなる。
強くなりたいなら、壁の高い位置に、いつも見ていたいポスターや絵画を飾ることである。









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