舛添さん叩きを見ていると、「こりゃ、子供の世界のいじめは絶対になくならないな」と思う。
だいたい、あれ(舛添さん叩き)って、子供達に、「自分は安全ないじめ方」の見本を示しているようなものだ。
だって、「あいつは悪い」と公認された者は、実際に悪いかそうでないかに関係なく、いくら叩いても構わない。
それで、自分は絶対に傷付かず、しかも楽しいというのが、いじめのお決まりだ。
そうだろう?

舛添さんに問題がないとは言わないが、辞めさせることばっかり考えて、どうして、馬車馬のごとく働かせることを考えないのだろう?
給料の減額など必要ない。
むしろ、倍払え。
そして、難題の解決を迫り(もちろん、解決すべき正当な問題だ)、その成果を逐次公開するのだ。
そうしたら、優秀な舛添さんのことだ。
やってくれるだろう。
なぜ、こんな前向きな発想がないのか?
だいたい、政治家に人格を要求してどうなる?
政治家は能力が全てだ。
プーチンの人格など誰も問題にしていない。
彼の(闇の)問題なんて、舛添さんなんか子供に見えるようなものに違いない。
だが、プーチンは、恐ろしく優秀なのだ。
舛添さんも、悪に徹しても、プーチンと張るほどの優秀さを見せて欲しい。
舛添さんなら出来る・・・と、みんなでおだててやらせるのだ。

だいたい、他人の人格をどうこう言えるようなヤツがどこにいるのだ?
私なら、恥ずかしくて、他人に、「お前は人格が欠けている」なんて、とても言えないが、恥を知らない人間はどこにだっているものだ。

昔、舛添さんはテレビで、自分は東大卒だから優秀だと言っておられたことがあった。
確かに舛添さんは、雑多なことでの弁舌は冴えているようだ。
だが、それしか分からない。
十数万円の中国服が書道の練習に良いなんてのは、全くの阿呆としか思えないが、まあ、そう言うより仕方なかったのだろうから、それは忘れよう。
だが、口先の弁が立つのが優秀というなら、確かにその通りとしても、そんな優秀さが何だろう?
東大卒だから優秀というのは否定しない。
ただし、本当に優秀かは、証明しない限り、肯定もしない。
大学も出ていない、MITメディアラボ所長の伊藤穣一さんのように、誰がどう見ても、呆れるほど優秀な人もいる。
だが、舛添さんも、負けないくらい優秀だと信じたいのだ。
だから、舛添さんの飛行機は全てファーストクラス、ホテルは一流ホテルのスイートと公然と決めてしまい、給料も、倍額払いは法律上難しいだろうから、政治資金をばんだん私的に使っていただき、退路を断って、やらざるを得ない状況にすると良い。
彼は、自分の頭部の輝き振りについて、「フランスあたりでは、ますます、あなたの知性が輝いてきたと言うのです」と言われたことがあるが、その点はプーチンに負けていない。
プーチンは、一定の髪が、いつまでもしぶとく残っている。
その点、舛添さんは、潔い。
ツルツルだ。偉い!
その舛添さんの真の優秀さを見ないまま、辞めていただきたくはないと思う。
まあ、ひょっとしたら、実は全く優秀ではないのかもしれないが、それが分かった時に、「本当はちっとも優秀じゃなかった」と烙印を押して辞めさせれば良いのである。
ただ、あの精神的タフネスは相当なもので、あれこそが彼の最大の美点かもしれない。それなら、そこを仕事で活用すれば良いのである。
昔、彼が推薦の言葉を書いた『ノストラダムスの超法則死活の書』を読み直し、あれに書かれているようにするなら、彼はだまだま頑張るだろうし、勝つはずだ。
彼の、あの素晴らしい精神力の秘密は、あの本かもしれない。









↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ