ニートで協調性ゼロの私が、社会で全く苦労せずに、良い想いばかりしてきたことからも、神様仏様にまかせてしまえば良いのだということが実感である。
神様仏様・・・というのに抵抗があるなら、宇宙の意思とか、意思を持った普遍的エネルギーとか、気とか、潜在意識と言い換えても良いのだが、それすら怪しく思えるなら、量子力学や哲学の問題として扱うしかないかもしれない。ただ、それでは一生かかっても良い想いが出来ない危険がある。

宇宙を動かすことは、神様仏様、あるいは、潜在意識にまかせるとして、では、我々は何もしなくて良いのかというと、もちろん、そうではない。
ただし、神様のお手伝いでもするつもりで、余計なことをしたら、却って神様の邪魔をしてしまうことになる。

我々がすべきことは「準備」なのである。
これは、かなり自信を持って言える。
例えば、結婚したければ、料理の勉強をしたり、可愛い彼女が欲しければ、デートの時に着る格好の良い服を買ったり、デートコースを研究したりである。
「そんなことはやってます」と言われるかもしれないが、神を信頼して本気でやっているだろうか?

野球のイチローは、現在は、レギュラーか代打か、起用方法が分からない状況で、どんな状況にも対応出来るように、万全の準備をしているようだが、あの姿勢が参考になるだろう。
もちろん、あんな超一流の人間の真似がおいそれと出来る訳ではないが、ちょっとした準備でも、本気でやることだ。

アイドルになりたいのに、お決まりのインタビューの質問に対する回答も用意していないのでは本気とは言えない。それなら、ただの子供の妄想である。
金持ちになりたいのに、お金の使い方の心得を考えていないというなら、やはり、ただの欲張りなのである。

「私はお金を賢明に使う。そのポリシーは・・・」と真剣に考えながら、後は、神様にまかせると良いだろう。
ジョセフ・マーフィーの本に書かれていたが、100万ドルが既にあると思って、その使い方を考えるというのも、100万ドルを得る準備になる。
しかし、私の場合は、ロクな使い道が浮かばず、100万ドルを得る準備が出来なかった。これは、経験不足など様々な理由があろうが、早い話が、私は100万ドルを必要としていないのだ。実際、欲しくもなかった。
だが、新しい自動車が欲しければ、その準備をすれば、ある日突然、そのためのお金が振り込まれてきたのである。

ニートだったが、働こうと思った時も、就職先が決まらないうちに、すぐに、服を用意したり、散髪に行き、先輩との会話をシミュレーションしていたら、それに相応しい職場が、向うからやってきた。

駆け出し俳優だったバート・レイノルズは、クリント・イーストウッドに言われて、大俳優になるための準備をして、スターダムにのし上がったようだ。
あなたも、俳優になる準備が出来、神にまかせるなら俳優になれるのである。









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