この世界や人々が嫌いで、人生が辛く苦しいと感じている人が、宇宙人がUFOでやって来て、自分を宇宙人の進歩した星に連れて行ってくれないかと、考えることがあるかもしれない。
もちろん、私もそうだった。
だが、ジョージ・アダムスキーが良いことを、著書の中で述べている。
それは、
「地球でうまくやれない者は、他の星に行っても、やっぱりうまくやれないのだ」
である。
今いる所で楽しく、立派にやれない者は、どこに行ったって、同じというのが、絶対的な事実なのだろう。
それに、日本は、世界の中でも、最も楽な国に違いないのだ。
だから、「日本に生まれたことがラッキーだ」から始めたら良いと思う(本当は、アメリカでも中国でも同じだが)。

「日本人で良かった」と思った後は、前にも書いたが、丹波哲郎さんに学べば、少々の怠け者、いい加減な者でも、うまくやれるだろう。
丹波さんの楽に生きる方法は、「ものにこだわらない」ことだ。
だが、「ものにこだわるな」と言われて、「はい、分かりました」で、それをやれるなら、誰も苦労しない。
確かに、丹波さんのように、子供のうちから簡単に出来る人もいれば、何十年かかっても出来ない人もいる。
それで、丹波さんのアドバイスとして、朝、起きた時と、夜、寝る時に守護霊に挨拶しなさいというものがある。
朝は、「守護霊様、おはようございます。今日もよろしくお願いします」と挨拶し、夜は、「守護霊様、今日も守ってくれてありがとうございました」と挨拶するのである。
ただ、それがアホらしくてやれない人もいるだろう。
あるいは、賎しい根性で始めた人というのは、なかなか楽にならないと、すぐにやめてしまうのである。

つまるところ、こうなのだ。
人間は、少々贅沢な望みでも、願えばいつかは叶う。
だが、その願いが、贅沢というよりは、「幼い」場合は別だ。
単に、ちやほやされたくてアイドルや俳優、あるいは、スポーツ選手になりたいというのは、全く子供の願望で、そのあたりを、しっかりしないといけない。
つまり、「本気かどうか」だ。
本当に本気なら、人間は何にでもなれる。
ある有名なスポーツ選手が、「アスリートってのは、生まれつきの才能が99%」と言ったが、それはその通りだ。
だが、もし、本気になれて挫けないなら、今は分からなくても、才能があるに違いない。
そして、願いを叶えるには、時間がかかるということを理解し、納得しなければならない。
デビューした途端に売れっ子俳優や、売れっ子アイドルになる人というのは、本人は少しも満足感がない。
しかも、若い時だけ通用する、生まれつきの可愛さ、格好良さが99%なので、ほとんどの場合、使い捨てなのだ。
若い時は可愛さが100でも、30歳になれば半分の50になる。すると、若い時の可愛さが60の一般人に負けるので、アイドルで通用しないという単純な理屈だ。
だから、必要な努力が出来る本気の人でなければ、一頃は良い思いをしても、行く末の惨めさは半端ない。

願いが叶うのには、長い時間が必要だということを受け入れることが、こだわらないということだ。
「いつまで経っても願いが叶わない」なんて、泣き言を言うのも、こだわりがあるってことだ。
時間がかかることを承知し、忍耐し努力を続けるなら、守護霊か、神か仏かは分からないが、守ってくれるものだと思う。
願いの成就に50年かかるなら、後で考えれば、ちゃんと50年守られたのである。
次の願いがあれば、また、守ってくれる。
だが、粘れない者は、他の国、他の星に行っても、やっぱり駄目ってことだ。









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