願望成就法として、一番短いが、一番印象的で、しかも、実践者の実績が最高というものがある。
それは、青春出版社の『強くなる瞑想法』という本のカバー折り返しに書いてある、作詞家の阿久悠さんのやり方で、私はそれを昔見て、今でもずっと覚えている。
阿久悠さんは、今でこそ、AKB48のプロデューサーの秋元康さんの強力なビジネス戦略により、作詞家としてのシングル売上枚数での国内首位の座を譲っているが、純粋な作詞家としては、やはり日本最高なのだと思う。
その阿久悠さんの方法というのは、
「まず目をつぶって息を十分に吸う。そして数秒息を止める。この間に瞑想する。息を吐いたらすべてを忘れてしまう」
である。
この「瞑想する」というのは、「作詞した曲がヒットした光景を、ありありと思い浮かべながら瞑想するのだ」だと述べている。

私も何度もやってみた。
昔、好きな女の子がいたので、彼女とうまくやっている様子をイメージしたら、本当に、それまでさっぱり縁のなかった彼女との色々な出来事が起こり、うまくいくと思われたが、いつもロクでもない結果に終わり、結局駄目だった。
しかし、恋とは近視になるものであることがつくづく感じられ、後でよく考えたら、彼女とは性格的に全く合わず、うまくいっていたら悲惨なことになっていたと思う。
そんなところまで配慮しながら世界を動かすのだから、私の潜在意識とは有り難いものであると思う。
ただ、このやり方は、必ずしも、即時性、確実性があるとは言えないかもしれない。
あるいは、阿久悠さんのような、強力な精神性が必要なのかもしれない。

そこで、昨夜書いた、昨日、私がやったことを書いてみると、
「4歳の妹を連れた9歳の美少女に会ったが、彼女はショートヘアだったので、初音ミクさんのようなロングのツインテールにしたいと思ったら、数十分後、4歳の妹を連れた9歳のロングのツインテールの美少女に会った」
ということがあった。
私は、世界は瞬間で変えられることを、子供の頃から知っている。
例えば、以前見たテレビ番組を録画したいという場合、ただ、録画装置のリモコンを持ってテレビを見ながら待っていたら、その再放送が始まるという非常識なことを、何度も起こしていた。
9歳の時には、そんな方法で天体望遠鏡を手に入れ、さらに、天文の知識は皆無でいかなる情報も持っていなかったが、土星を見たい時は、夜空の星を1つ選び、「これが土星」と決めて望遠鏡で捉えると、確かに輪っかがついていた。
願いを叶える時は、ある意味、非常識でなければならない。

私のやり方は、瞬間にイメージするのである。
ただし、本当に瞬間で、実際にはゼロの時間である。
従って、頭、心、知性を使って思い描くのではない。
心の役目は、「イメージが出来た」と思うだけ、信じるだけである。
そんなことを言ったら、「本当にイメージ出来たかどうか分からない」「正しいイメージが出来たかどうか心配だ」と言われるかもしれない。
だが、自分の深い心を信用するのだ。
禅の世界でも、難しい禅の公案を解くには、イメージが勝手に動くようにしなければならないという。
眠っている時の夢は、自分とは関係なく展開するように見えるが、実は、自分の深い心が作っているのだ。
好きな夢を見るコツは、無理矢理に見ようとするのではなく、楽しい気分で、好きな夢が見れたらいいなと気楽に思うことだ。
そうやると、すぐには好きな夢が見れなくても、少なくとも悪い夢を見ないようになり、やがて、好きな夢を見ることが出来るようになる。

それと同じで、イメージも無理に作るのではなく、心を静め、気楽に、そして、楽しい気分で、「出来た」と思うことである。
心を鎮めるには、吸う息を弱く弱くして、自然に停止するようにし、呼吸が停止した時にイメージする(出来たと思う)のである。
もちろん、心を良い状態にする方法は無限にある。
人差し指を1本立てても良いし、私がいつも言うように、顔を上げて微笑めば良い。
昨日の私は、美しい少女の瞳の力を借りた。視線が重なった一瞬にイメージしたのだが、その瞬間には、確実に、真理と愛があるので、あのように神秘的な威力がある。
また、初音ミクさんの、感情のノイズのない、透明な歌声の力は、いくら強調しても足りない。

良い願望成就の法を書きつくせたと思う。
参考になればと思う。









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