このブログで時々書くが、自分の掟を持っているだろうか?

掟とは、自己制約である。
人間は、放埓(勝手きまま)に振舞いたいと思っている。
しかし、放埓にまかせれば、持つ力も、運命も、下降する一方なのだ。
だが、掟を定め、それを厳しく自分に課せば、課した分の、少なくとも倍の力が神から与えられるのである。
掟を持つ者と持たない者の間に出来る差は、途方もない大きさになる。

私の掟の1つが、何度も述べているが、「満腹するまで食べて自分を甘やかさない」だ。
別の掟としては、朝晩のトレーニングがある。大した内容ではないが、必ず行っている。
よほどのことがない限り、1年365日守らなければ、掟とは言わない。
ただし、会食の時や、本当に体調が悪い時まで無理はしない。

あまり厳しい掟を作らないことだ。
私の掟も、とても易しい。
ビートたけしさんが弟子に課した掟は、礼儀だけだったという。
ADと話す時も、特に親しい場合を除き、必ずさん付けで呼び、敬語で話すことや、たけしさんが年長者と話していたら、それが誰でも、たけしさんと同等以上に扱うことといった、常識的なこととも言えるが、掟にしないと、そんなことでも、ほとんど誰も守らないのだ。
他は、何をしても構わないこととしていたようだ。
しかし、人間、およそ礼儀が備わっていれば、間違いはない。
アイドルだって、成功する子とは、掃除のおばさんにも、ちゃんと挨拶する子だ。
今の会社では、若い女の子が、偉い人や親しい人以外は挨拶をしないというのは珍しくはないらしいが、そんな子達に待っている運命は、おぞましいほど悲惨なのだ。
女の子に限らないが、挨拶だけは、自分から進んですることだ。
それだけで間違いはない・・・つまり、普通にはうまくやれるのだ。

また、ビートたけしさんは、自分に関しては、朝晩2回、仏壇の水を替えて、手を合わせているらしい。
昔、あるスーパーセールスマンとして有名だった人は、超早口で、いい加減ではあったが、毎朝、必ず、般若心経を唱えていたという。だから日本一の成績を保ったと言っておられた。
おそらく、2人とも、1年365日、1日の例外もなく守っていたはずだ。

私も何か、ちゃんとした掟を持とうと思う。
食を慎むとか、トレーニングするといった利己的なことではなく、多少は人のためになったり、人を喜ばせたり、神仏を敬うようなことでだ。
そんなに難しいことでなくて良い。
だが、万一、うっかり忘れたら、決して「まあいいや」で済ませず、翌日は倍返ししなければならない。
例えば、挨拶をするという掟があるのに、それを忘れたら、翌日は、その相手に対し、必ずご機嫌を取るなどである。
良ければご一緒にいかが?
何を掟にするかはおまかせするが。
それだけで成功疑いなしである。









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