あなたも、子供の時、家庭や学校で、他の子達と同じことをやるよう強要されていなければ、即ち、やりたいこと(あるいは向いていること)をやらせてもらえていたら、人に抜きん出ていた可能性が高い。いや、おそらく、そうだったのだ。
言い換えれば、あなたも本当は天才である。
脳科学者の茂木健一郎さん(理学博士)が講演で言われていたが、ビル・ゲイツは高校時代、教師が、ゲイツに、「お前はプログラミングをやっていれば良い」と言って、プログラミングを学校の単位に認めてくれたので、安心して(落第の心配をせずに)プログラミングに専念することが出来た。
だから、ゲイツは才能を発揮できたのだという。
スティーブ・ジョブズは子供の頃からやりたい放題だったが、特に大学をやめてからは、そのまま大学の寮に居座り(大学内の友人の寮の部屋の床で寝た)、好きなカリグラフィーの講義を心行くまで無断受講し、好きな勉強をした。お金がなくて、コーラの瓶を売ったり、ヒンズー教の教会で食事を恵んでもらっていたほどだったが、時間だけはあったのだ。ジョブズ自身、その時の勉強が、後にアップル社で役に立ったと述べていた。

普通は、天才の才能を育てるには時間がかる。
作家の村上龍さんは、音楽家の坂本龍一さんと親しいようだが、坂本さんについて、
「坂本が音楽家で成功したのは、才能ということもあるが、やはり3歳からピアノをみっちりやったからだ」
と言い、才能を育てるには、少なくとも10年は必要だから、小学生や中学生のうちに、例えば大工になりたいというなら、大工の修行をやらせた方が、ロクに熱も入れない勉強をやらせるより良いと言っていた。確かに否めない意見である。
デヴィッド・ボウイは、坂本龍一さんのように音楽の英才教育は受けなかったが、両親が音楽好きで、音楽に満たされた家庭で育ち、14歳の時にはサックスをプレゼントされ、それに夢中になることができたから才能を伸ばせたのだ。

我々は無理矢理に平凡に育てられ、当然、天才とは言われない。
しかし、大人になっても手遅れという訳ではない。
思想家の吉本隆明さんは、物書きになりたいなら、10年書き続ければ、必ずモノになると言った。
つまり、大人から始めても差し支えなく、吉本さんは、自身そうであったと言うが、引きこもり気質で、普通に働けないなら、物書きにでもなれば良いといったことを述べていた。
吉本さんも、ずっとサラリーマンをやっていて、物書きで売れ出したのは40歳を過ぎてからだ。
もちろん、50歳でも60歳でも手遅れではない。
普通には、物書きになれるのは、才能と運のある者だが、10年やれば才能も出てくるし、今はインターネット時代で、吉本さんの時代に比べれば、他のどんなことも含め、能力さえあれば、世に出る可能性が高い。
そして、本当は10年かける必要はない。

最近、このブログでよく書いている、「心の中の微(かす)かな声で唱える呪文」は、時間を短縮する、あるいは、現象の流れを加速させる、一種に触媒のような働きがあることが、実際に分かっている。
マハリシ・マヘーシュ・ヨーギが広めたTM(超越瞑想)でも、そんな加速現象が、世界中の大学などの研究で確認されていることで、喩えて言えば、歩いて行くところを飛行機で行くようなものなのである。
あるいは、最高の方法であれば、ロケットで行くほどのことになる。
マハリシ・マヘーシュ・ヨーギによれば、TMが飛行機で、TMシディ(TMの上級プログラム)がロケットということになるが、TMにこだわる必要はない。
心の中で、微かな声で唱える呪文は全く同じである。
実は、TMに特別な秘密がある訳ではないことはバレてしまっているという話があり、私も確認しているが、それについては、特に言わない。面倒だし、益もないからだ。
それに、TMの教え自体には優れた面もあり(インドの秘法だ)、マハリシも、儲ける意図だけでやったのではなく、実際、世界平和の志があったのだと思う。
TMが良いなら、音楽CDでやれるヘミシンクも同じ効果があるだろうし、それよりも、心の微かな声で呪文を唱える方が効果的と思う。
というのは、原理が分かってしまえば、どれも同じで、しかも、主体的に取り組める呪文の方が熱心にやれるからだ。
マハリシから直接TMを教わったポール・マッカトニー、あるいは、クリント・イーストウッドやデビッド・リンチらはTMを熱心にやっているが、あくまで、原理を正しく使うことが大切で、TMをやりながら歪んだ効果しか出ない人もいる。誰とは言わないが、日本の某政党の党首だった、性格的にちょっと困った人のようにである(以前はTMの広告塔になっていたが、今は外されているようだ)。

ただ、心の中の微かな声で呪文を唱えれば良いのだ。
たとえば、「アジマリカン」のような呪文を、小さな小さな声で・・・隣に人がいても、聴こえないような小さな声で唱え、それを、すっと、心の中の声に変えれば、心の微かな声の呪文になる。
そんなやり方が合った人もいる(TMでも、そんな教え方をするらしい)。
あるいは、呪文を形のイメージとして小さなものにしていけば、心の中の呪文も微かに出来るという人もいる(視覚感覚が強い人は、こんなやり方が似合う)。
私は、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の『LOTUS LOVE』の歌詞、「のどもとにいつもの呪文 I LOVE YOU」というように、意識としては、声(喉)で言っているようでいながら、実際は心で言うというやり方が好きだ(運動感覚が好きな人にはフィットし易い方法だ)。「I LOVE YOU」という言葉は、小さな声で言うものなので、その感覚を生かすこともできるだろう。
勝手な推測だが、この詩を書いた細野晴臣さん(やはり天才だ)は、微かな心の声の呪文のようなものを使っているのだと思う。
何度も述べて恐縮だが、この歌を初音ミクさんで聴くと、その雰囲気がもっとよく分かる気がするのである。
微かな心の声の呪文を活用すれば、天才になるのに10年はかからない。
歩いていくところを、飛行機、あるいは、ロケットで行くのだからね。
ただし、10年かける気でいた方が良い面はある。焦りや欲望が消えるからだ。
全人類、天才の時代が来る。
そうなってこそ、争いのない、平和な世界が実現すると私は信じている。
そうであれば、お互いの個性を認め合い、リスペクトし合う心の余裕が生まれるからだ。
そして、各自、自分の才能で、世界に貢献出来るのである。
ただ、今はまだ、あなたが天才になって、活動を開始するしかないのである。









↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ