TOEIC満点なんて人は、割と見るような気がする。
ある企業では社員にTOEICを推奨していて、満点を取った人に全社員の前でスピーチさせたりするのだが、やめとけば良いと本当に思う。
お前に言われたくないというなら、それは認めるが、私の知る範囲では、例外なく、そんな人達は、雰囲気から薄っぺらで、いい年して、学校の教科書に書いてあるようなことしか話せない。
それがまた、晴れがましい顔で話すものだから、一層残念というか、見ていて恥ずかしくなるのだ。
脳科学者の茂木健一郎さんが、TOEICを痛烈に批判し、「あんなもので満点取ったって、教養ある英語なんか話せない」、「上場企業の社長さん、あんなものを、採用や昇進に使っちゃ、絶対駄目ですよ」、「TOEIC関係の方、文句があるなら、いつでも受け付けるから、かかってらっしゃい」と言っておられるが、おそらく本当だろうと思った。
茂木さんが、英語力を身に付けるために常に薦めているのが、英語の原書を読むことだ。
十冊でも百冊でも、優れた原書を、とにかく多く読めという。
そして、日本の高校生や大学生は(もちろん、社会人もだろうが)、それをほとんど誰もやっていないという。
じゃあ、国内に限っていうなら、本当の英語力で差をつけたければ、英語の原書を読めば良いだけである。
今は、電子書籍で、素晴らしい英語の原書が安価で簡単にいくらでも手に入るのだから、実に恵まれている。
だがまあ、猪子寿之さんのように、英語なんかやらないと決めるのもまた、立派なポリシーだろう。
しかし、必ず何かでスペシャリティーを持たなければならない。

とにかく、本当に不思議なほど、的外れをする人が多いのは、やはり学校教育のせいだろう。
半人前の情報部員に、「勉強しろ。特にプログラミングを磨け」と言っておいたのだが、彼が、「情報シスアドの資格取りました」だの、「TOEIC受けます(受けました)」だの、本当に間抜けなことばかり言ってきて、がっかりする。
「JavaやPHPはどのくらい出来るんだ?」と聞けば、「そこそこ・・・」と自信なげに言う。
まずはプログラミングを徹底してやらなくてはならない。
そしたら、セキュリティなんて自動的に、より深いレベルで分かるようになるはずだ。
TOEICに関しては、彼は会社のTOEIC推進派の幹部に言い包められたようだ。
全く、若いうちは反骨精神がないと、ロクでもない道に引っ張り込まれるものだと再認識した。
いずれにしろ、この情報部員の将来はもう駄目と決まってしまったのだ。
事務系社員にも、「ITでは、僕は何を勉強したらいいですか?」と聞かれて、ExcelかAccessをVBAでプログラミングできるようにと言い、その意義を説いたら、「分かりました」と言ってもらえたのだが、しばらくしたら、「やっぱり僕、情報シスアド受けます」と言ってくる。つまるところ、プログラミングのような、頭を使うことをやりたくないのだろう。
だが、プログラミングを熱心にやり、アルゴリズムを考えるようになれば、頭が格段に良くなるのである。
だから、特に若い方は、英語をやりたいなら、英語の原書を1冊でも多く読み、そして、もうすでに、読み書きに匹敵するほど大切なプログラミングを熱心にやって欲しいと思う。
ついでに言うなら、身体を鍛えるなら、ジムに通ったり、ジョギングするよりも、腕立て伏せとスクワットを勧めるが、まあ、これに関しては、参考に言うだけである。









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