皆さんも一度は見たり聞いたりしたことがあると思うが、人間は脳細胞の90パーセント以上が活用されておらず、筋肉やその他の器官に関しても、同じようなものらしい。
そんな眠っている力を、ほんの僅か人より多く使うことができれば、天才とか超人と言うほどの能力を持つことになり、100パーセント全開となると、度を超えた、あまりにも強大な力になってしまうのだ。
そこから考えると、たかだか60歳とか70歳で、年老いて能力がなくなったなどと考えるのは、実に滑稽なことなのだ。
いつも述べる通り、人はふりをする通りの者になるのだが、人間は皆、年を取ると老人になったふりをして、実際に老人になるのである。
あなたは、年と共に、ますます強力になるよう振舞わなければならないのだ。
そのためには、腕振り運動をして、神秘のエネルギーを取り込むことも有効だろう。
関英男博士は、毎日2千回の腕振り運動をしていたので、90歳を超えても世界中を飛び回り、また、常に海外の論文を取り寄せて熱心に研究をし、彼をキワモノ扱いする人達から見ても、極めて頭脳明晰であることは間違いなかったらしい。
だが、関博士にしたって、世間による制約は強かったのだと思う。

しかし、それでも、これらはまだ、あくまで物質レベルの話なのだ。
言ってみれば、細胞レベルの話で、原子レベル、素粒子レベル、量子レベルとなると、スケールが全く違うのだ。
細胞が意思を持つように、素粒子も意思を持つのだ。
素粒子の意思と交流するなら、発現する智恵や力がどれほどのものになるかは、それこそ、百パーセントの頭脳を開発した者ですら、想像も及ばないほどなのだ。
そういったことが、象徴的な表現ではあるが、『無量寿経』(浄土三部経の中の1つ)に書かれている。

まずは、我々は、一応は物質レベルから始めるのだと思うが、自分がなりたいもののふりをすること、つまり、それになったものとして振舞わなければならない。
そうなったのだということを紙に書き、毎日、声に出して読むことは非常に効果的である。
腕振り運動をすることも、助けになるだろう。
そして、もっと高いレベルに至るには、理念を超えた超理念、信念を超えた超信念が必要だ。
それを持った時、自分の中から声が聴こえる。
それがあなたを導く。
そのためには、あなたは、自分が至高者であることを覚えていなければならない。
それを信じる必要はない。
ただ、覚えていて、忘れないことだ。
そうすれば、あなたはある日突然目覚め、変身するだろう。
『ヒマラヤ聖者の生活探求』第5巻にも、そのヒントが分かり易く書かれているので、この巻を単独で読んでも良いと思う。









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