ベネッセの情報漏洩事件が起こった時、私は、「一流企業で情報漏洩が起こる原因は、ITに弱い経営陣が、情報業務を卑しい下々の仕事と考え、子会社や派遣に振ってしまうことだ」と述べたが、ベネッセは、今回の件で、セキュリティー専門会社のラックと合弁会社を設立し、今後、セキュリティー関連業務を子会社や派遣にやらせず、ベネッセ本体で管理することに決めたのは、まさに、「雨降って・・・」「塞翁が・・・」である。
事件直後、一部マスコミでは、ベネッセの対応が後手に回っていたような言い方をしていたが、それは素人の見方である。
あれほど大胆な手を次々に実際に実行した原田新社長の辣腕振りは凄かった。
あのスピード感は、合議制で実行したのではなく、社長のほとんど独断と言える決断だろう。
さすが、アップルやマクドナルドのトップを歴任しただけのことはあると、空恐ろしい感じすらした。
全く、並の人間ではない。
これまでのベネッセのやり方では、将来、今回程度で済まないような致命的な打撃、被害を被った可能性が大きかったと思う。
まあ、私は、相変わらず教育産業というものは好きではないが、ベネッセは、ピアソンやアポログループを抜き、世界一になるかもしれない。









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