個人的な考えとしておくが、大手企業に入るようなことはしない方が良い。
特に若いうちはね。
大手企業では、出世しようがしまいが、人間として本当に必要なことは、何もできるようにはならない。
それが証拠に、大手企業で、部長や役員以上にまでなっても、そこをやめてしまったら、中小企業のヒラのやる仕事だって全くできない。

大手企業ってのは、色々問題がある。
1つには、社員は、そこにいる限り、会社のものの考え方を叩き込まれる。
それは洗脳と言って差し支えないと思う。
そして、自分が洗脳されていることに気が付かないかもしれない…というか、間違いなく気が付かない。
立派な社内報みたいなものが毎月配られ、「我が社の方針」だの、「我が社の信念みたい」みたいなものがとうとうと書かれ、また、それを絶賛する、まるでヒットラーの配下の党員のごとき社員の、会社全面肯定の薄気味悪い意見が書き連ねてある。
それを、気味悪く思わなくなったら、もう終わりと言うものだ。
大手の社内報には大抵書かれているのではないかな?
「これを大切に保管せよ」「社外秘なので、決して廃棄してはならじ」
それで、邪魔になるだけなのに、家の中で溜まっていくのだ。

もし、今後も社会が存続するなら、小さな会社や個人が、共感で結び付き、共同で製品を作ったり、サービスを提供することが、大手企業に取って代わるしかないだろう。
しかし、大手やマスコミや国家が、利権を守るために、その活動を抑え込み、破壊しようとするだろう。
だが、共感と敬意と感謝で結び付いた力は、大手企業よりずっと大きく強いのである。
そのモデルは、初音ミクのメディア作品の制作で示されたと思う。
同じことを、ビジネスや農業や、漁業、林業でもやれば良いのである。
それでなければ、人類に未来はないだろう。
熊野 英介さんの『思考するカンパニー~欲望の大量生産から利他的モデルへ』は、新時代の素晴らしいビジネス書だったのだが、早過ぎたか、妨害があったかで、その考えが広まらなかった。
しかし、これからは、ここに書かれたことが重要な時代である。
D.H.ロレンスは、人々は胃の後ろの太陽神経叢でテレパシー的に結び付いていると言ったが、それは、肛門が締まっていて、太陽神経叢が活性化している者についてである。
常に肛門を締める訓練をすれば、見えない力で結び付いた人々の善意が世界を良いものにするだろう。









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