今朝、テレビの朝のニュース番組を見るともなく見ていたら、『るろうに剣心』という映画の紹介がされていた。
この作品は、漫画等で随分昔からあったのだと思うが、私は漫画を読んだことがないし、映画を見る予定もない。
主演の人気タレントの男性も知らなかったし、今日も、名前を覚えなかった。
だが、この映画の殺陣(斬り合いの演技)は、かなりこだわりがあり、素晴らしいもののようだ。
それで、主演の男性に対する、「どんな訓練をしたか?」の質問がされたのだが、彼は、
「やはり素振りですね。素振りを繰り返すことで動きに無駄がなくなってきます」
と答えた。
これは、良い答であると思う。

木枯し紋次郎は、その剣は、我流ながら恐ろしく強いのだが、紋次郎は、剣の練習など一切していない。
しかし、年中旅をしている彼の歩く様子は、度々書かれていて、それがいつもとても良く、彼の強さの秘密を表しているように思える。

風に乗ったように歩き、1日に70~80kmを行く。
視線を一定にし、腰が決まっていて、安定したペースで歩く。
足音がしない。

つまり、紋次郎は、1日も休むことなく繰り返す、歩くということを通して、体幹を鍛え、無駄のない理想的な動きを体得したのだと思う。
剣豪の小説、漫画などで、1本の杭を1年中ひたすら打ち込む修行をしたという話は意外に多く、これもまた、長期に渡る同じ動作の繰り返しで、究極の動きが身に付くことを示しているのだろう。
武術家や格闘家が、一人きりでの山籠りの修行の後、格段に強くなった話もあるが、頭で考えると、これは理屈に合わない。
なぜなら、一人で山の中では、組み手、即ち、スパーリングができず、それなしでの戦いの訓練は、普通に考えればあり得ない。
しかし、彼らは山の中で一人でいる中で、完全に自然のリズムに従った生活と修行をし、それが、人間が本来持つ原始的な能力を目覚めさせたのだと思うのだ。
野球のバッターでも、つまるところ、素振りの回数の多いバッターほど優秀なのだと思う。
私が知っている、成功した事業家も、「私と他の者の差は素振りの回数」と言っておられたものだった。

私のプログラミングの修行も似たところがある。
優れたプログラム・コードをひたすら打ち込むということをやった時期があるが、それで、自分でも不思議なほど、的確なコードが書けるようになったものだった。

あなたも、何でもいいから、素振りをやることだ。
決してがっかりすることをはないはずだ。









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