ネットのあちこちで、コンピュータープログラミング教育の必要性なんてものが主張されている。
ところで、昨年12月の、アメリカのコンピューターサイエンス教育週間で、オバマ大統領が、全ての人がプログラミングを学ぶべきだという演説をしたという記事をよく見るのだが、オバマ大統領は、あくまで、「若いアメリカ人にコンピューターサイエンスを学んで欲しい」と言っただけだ。
どこまでも、アメリカの将来のためにね。
MIT(マサチューセッツ工科大学)の学習科学の権威ミッチェル・レズニック教授が、「コンピュータープログラミングの能力は読み書きの能力に等しいのだから、全ての人がプログラミングを学ぶべきだ」と言ったのは本当らしい。
エリートらしい高慢な言い方だ。
誰かは知らないが、やはり、コンピューターの専門家が、「プログラミングができたらコンピューターを使えるけど、そうでなければ、コンピューターに使われているのだ」といったようなことを言ったらしい。
そんなことを言っている者は、コンピューターより、もっとタチの悪い人間に使われているのではないのかなあ?
他にも、国の未来の産業の発展のために、子供達にプログラミングをさせようとか言っていたと思うが、子供達を、そんな我利我利亡者のいいなりにさせたくないものだ。
また、子供達にプログラミングを教えているある会社では、子供達をそそのかし、優秀な子にコンピューターの本質に何の関係もないスマートフォンアプリを作らせて優越感を与え、思い上がらせて宣伝に利用しているとしか思えない。

コンピュータープログラミングの、コンピュータープログラミングらしい楽しさは、利益とも賞賛とも何の関係もない。
正しいプログラミングをすれば期待通りの結果となり、誤ったプログラミングをすれば予期せぬ結果となる。
それは、誰がやってもそうなる。
そんな公平で中立な存在を相手にすることは素晴らしいことなのだ。
初音ミクの声は、なぜか心に沁みるという。
ミクには自我がないからだ。
コンピュータープログラミングの本当の楽しさは、それと同じことだ。
上に挙げた人達によって、欲望のプログラミングをさせられると、それが分からない。
私は考え方を変えることにした。
あなたも、私のように、新しい自分になって、プログラミングを始めていただきたいと思う。









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