今月(2014年1月)の19日、船井総研の創業者、船井幸雄さんが亡くなられたようだ。
私は、十数年以上前から、船井さんの本を1冊も読んでいないが、それまではかなり読んだ。
船井さんというのは、崇拝者と言えるほどのファンが沢山いる一方で、アンチ船井、強烈な否定者というものがかなりいるし、世間でいう常識的な人が船井さんの本を読んだら、程度の違いはあっても、あまり受け入れることはないだろうと思う。
私の周囲にも、船井さんを否定する人はかなりいたし、正直、私もその1人であった。

ただ、船井さんが敬っていたと思われる政木和三さんに何度かお会いした際、船井さんのことを聞いたことがあるが、政木さんは、船井さんをこき下ろすことを言う一方で、力は認めておられたのだと思うし、「欲がなくなればもっと大きくなれる人だ」とも言っておられた。
よくは分からないが、政木さんは父親のような視点で船井さんを見ておられて、船井さんの欠点を惜しいと思っておられたのではないか、そのため、少々辛辣であったのではないかと少し感じるのである。

私は昔、書店でたまたま船井さんの本を手にして、船井さんのことを知った。
その本は、確か、『包み込みの発想』だったと思う。
有名な経営者という社会的立場のある人が、世間常識から外れると思える神秘的なことを、ごく普通のことのように書いておられたことに強い印象を持った。
今でこそ、斎藤一人さんのような巨大な経営者が、大いに神秘的なことを堂々と書いておられるが、当時はなかなかそんなことはできなかったのではないかと思う。
斎藤さんが著書で、「船井さんが好きなら波動も好きだろうが、そんなことはあまり人前で言わない方が良い」と書いておられたことを思い出す。

ところで、上で述べたように、私が初めて船井さんの本を書店で見た時、その中に、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギが創始したTM(超越瞑想)という瞑想法を紹介しておられたのが決定打となり、私は、その本を購入した。
当時、私はTMに興味を持ち始めていたからだった。
そして、何年か後だが、TMを始めることになった。

今、私の手元に、『ビジネス未来論』という、5人の著者によって書かれた本がある。
その5人とは、稲盛和夫さん、船井幸雄さん、瓜谷侑広さん、石川光男さん、三村寛子さんである。
その本の初版は1987年とある。
最近も日本航空を再建させた稲盛さんは、当時、55歳の「バリバリ」の時期だったのではないかと思う。
船井さんの章は20ページほどで、船井さんは主に、経営者における直観の重要性について述べておられた。
ただ、直観が良いものであることは、経営者でなくても、誰にでも当てはまることであると思う。
書いてあることは素晴らしく、非常に大切なことばかりで、何も批判すべきことではない。
船井さんは、直観力のある優れた人間になるためには、批判、否定、悪口を言わないことと述べておられた、全く同感である。
ただ、私が知る、かなり優れた経営者でも、批判をよくしたり、悪口を言う人もいる。
だが、それは、彼らの立場や知識から言えば、むしろ相当少ない方なのだと思う。
しかし、それもなくなれば、彼らはもっともっと大きな経営者になれるのかもしれない。
そして、批判、否定、人の悪口をよく言う者には、絶対に優れた人がいないことも確かである。
数年前からの私のモットーは「無批判」である。
なかなか実践はできていないが、これを機に、あらためて取り組もうと思う。









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