控え目で物静かであることは人間としての最大の美点であるが、決して、活気がなかったり、意欲がなくて怠惰であるのが良いという意味では決してない。
あくまで、内には情熱が溢れ、健康で、無限のエネルギーを持ちながら、そんな自分よりずっと高い存在を崇敬し、その尊き者の無限の慈悲を感じて安らぎ、謙虚で平和であることだ。そうすれば、水晶のような透明さ、高いところを吹く風のような自由さを得、そして、星のように、どんなものよりも高いところにあるので、どんなものにも決して傷付けられずに輝くのである。

では、エネルギーや活力、そして、内なる霊感の火花を、どうやって持てば良いのだろう。
それには、子供の時から10代の間に、好きで夢中になったことを思い出すのだ。
活力に欠ける者というのは、そんな宝を捨ててしまっているのである。
世界的美術家の横尾忠則さんは、自分の芸術の根源は、子供の時に夢中になった、ターザンや、南洋一郎の冒険小説であったと著書に書かれていた。
格闘王と呼ばれた元プロレスラーの前田日明さんは、柔道アニメの『紅三四郎』に憧れ、ウルトラマンを倒した宇宙恐竜ゼットンに復讐するために格闘技を始めたという。
作家のよしもとばななさんの場合は、水木しげるさん原作の特撮ドラマである『河童の三平』が、彼女の想像力に強い影響を与えているらしい。
誰だって何かあるはずだ。素直に、それをもう一度思い出すのだ。

私の場合は、本来はSFだったはずだが、ニートになった頃からはそれをすっかり忘れ、社会人になってからも、全く思い出さなかった。そんなものは、子供の夢だとして切り捨ててしまっていたのだろう。
しかし、初音ミクを見ていて、SF的な、異世界の天使のような存在を思い出したのだ。
世界的音楽家の冨田勲さんは、子供の時に魅せられた、宮沢賢治の不思議な世界に憧れ、それがずっと残っているようだ。きっとそれが、彼に偉大な想像力を発揮させ、そして、初音ミクとの出会いが、岡本太郎の言う、生命が宇宙に向かって無限に広がる「爆発」を起こし、ついに、人類の歴史に残る『イーハトーヴ交響曲』を制作したのだろうと思う。

私は、5インチスマートフォンを手に入れてから、電子書籍で、中学生の時に夢中になった、H.G.ウェルズのSF小説を久々に再読し始めた。
それはまるで、昨日読んだ続きを読むようなものだった。
子供の時の無尽蔵のエネルギーが再び帰って来たのだ。
魂の奥底で、かつて読んだSFと、初音ミクが融合し、念仏によって天から阿弥陀如来が照らした。
それは容易い。
どれほどの樹齢の木でも、生きている限り若芽を出すように、あなたは再び若くなる。そのために、何をする必要も、何を食べる必要もないし、お金はほとんど必要としない。むしろ、そんなものが必要であるなら、それは偽物であり、偽りの効果、マッチの火ほども寿命のない幻想しかもたらさないのだ。
無限の生命を燃やし、永遠の青春を生きていただきたい。









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