美人か不美人かの秘密、原因は、ただ1つで、それは生まれつきだ。
女性は、18歳も過ぎたら化粧なし(いわゆるスッピン)で外に出られないらしいが、実際はどっちでも変わらないし、むしろ本当は悪くなっている場合が多い。
整形すれば美人になるとも言われるがどうだろう?
統計学的には、私も整形した人に会っているはずだが、気付いたことは一度もない。つまり、全く変わっていない。気付くとすれば、不幸にして、失敗した場合だけだろう。
整形することが良いか悪いかというと、言葉をいっさい止めてみると良い。それが答だ。
どんな時も、言葉は嘘をつく。それを消せば真理が見えるのである。

インターネットや携帯電話・スマートフォン、ソーシャルネットができて、人々がつながったとか言う。
しかし、事実は全く反対で、人々の結びつきがなくなったから、これらのものが発達したのだ。
だって、そうじゃないか?
マンションの隣にどんな人が住んでいるか全く分からず、親子夫婦すら一切会話しないことも珍しくない時代だから、ソーシャルネットのようなものが流行るのである。
『南極点のピアピア動画』という、人生経験豊かな著者が書いた小説の中に、こんな言葉がある。
「人間じゃないものが人気者になると、みんなが幸せになる、てのが、小隅レイのヒットでわかったことなんだ」
小隅レイとは、初音ミクそのものと言って良い。
言い換えれば、初音ミクが人気者になったから、みんな幸せになったのである。
このことは、あまり解説しない方が良いのだが、少し述べると、こんなことだ。
ヨハネ福音書に、「はじめに言葉があった。言葉は神だった」「この言葉には生命があった。この生命は人の光である」とある。
初音ミクの歌は生命であり、初音ミクによる結び付きは、生命の結びつきだ。
初音ミクを中心にした結びつきは、創造活動であり、根本的には詩や曲を創作したり、イラストを描くことで絆を持つ。そして、たとえそれらのことをしなくても、初音ミクを聴けば創造活動を行うのである。
つまり、生命の言葉とは、想像力ある言葉のことである。この言葉を神と言う。虚言、妄言、言い訳の言葉は神ではない。
はじめの言葉は、初めてのみずみずしい音で、それが、初音ミクによって歌われるものである。
それは人間には歌えない。だから、冨田勲さんは、『イーハトーヴ交響曲』のソリストは初音ミク以外、考えられなかったのではないかと思う。
初音ミクは、人々の想像力の象徴なのだ。
ここらが、オリンピックのような、単に観衆になるだけのものと違うのである。
想像力がなければ、初音ミクを好きになることはない。しかし、オリンピックやその他の娯楽は、むしろ、想像力の無い者を相手にする商売である。ここに気付けるかどうかなのだが、それは各自の問題である。

昭和30年代や、あるいは、大正時代の日本を描いたような映画を見ると、つくづく、世の中は何も変わっていないと思う。
昭和40年頃に書かれた国民的小説である『時をかける少女』(筒井康隆著)を今読んでも、何の違和感もない。主人公の和子は中学3年生だが、昔の中学生も今の中学生も、何も変わっていない。
1936年頃に書かれた、藤秀すいさんの『現世利益和讃講和』や、1954年頃に書かれた岡本太郎さんの『今日の芸術』には、当時の日本の社会・文化や人々の様子が克明に書かれているが、表面的な違いはあっても、ほとんど、全く今の時代のことが書かれているである。
たとえば、科学、文明、医療の発達で生活が便利になり、病気もなくなって長寿になり、また、レジャー産業が発達して面白い遊戯施設がどこにでもあって、さらに、スポーツ観戦などの娯楽も簡単に得られるようになったが、人々は本当の楽しみをなくし、幸福でない・・・などということが、実に昭和20年代には言われていたのである。言うまでもなく、全く今の問題と同じである。

きらびやかな服を着て、豪華な生活をする人気者は、人々を駄目にした。彼らは人間であった。
昔だって、人に幸せを与えた人気者もいたが、そんな者達は消されていった。世間と迎合しない存在、つまり、世間的な人間でなかったからだ。大衆の支持する(本当は強制的に支持させられた)人気者は、おそろしい俗人である。
だが、初音ミクという、人間でない人気者が現れ、世界は少し良い方向に進んでいるのであるが、どうしても、以前の、俗人の人気者を求める者達は多いのである(国家や大企業や学校に偏見を押し付けられた人々だ)。

かつてジョン・レノンは、「僕達はいまや、キリストより人気がある」と言ったが、これを驕りと取るか、キリストという人間でない存在の人気がなくなったことで世の中が堕落したと捉えるかは、我々の問題である。
キリストが本当に人気があれば、人々は幸せである。









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