今夜は、若さを保つための簡単なアドバイスをしようと思う。
人間の身体は、血管と神経という2つの道が張り巡らされている。
若い間は血管の機能がとても良く、そのために栄養が身体中に行き渡り、肌がきめ細かく、そして、艶があって美しい。
しかし、年を取ると、血管の硬化が進み、血液の循環も悪くなって、肌の色艶も当然、悪くなる。
一方、神経は、若い間は未発達なのだ。
「年を取ったら反射神経が衰える」と言うが、そうではなく、神経自体は年を取ると、ますます発達するのだが、血液の循環が悪いので、肉体が反応できないのだ。
だから、年を取っても動こうという意志はあるのに、身体がついてこないと感じるのである。
若い時は、神経が十分に働いていないので、意外に鈍感なのだが、年を取ると、本来は敏感で思慮深くなるように出来ているのだ。
これは、1つには、若い時は、決行が良くて回復力があるので、少々身体を乱暴に扱っても良いために、さほど神経が敏感でなくて良いのだが、老人は身体の回復力が低いので、予防のためにも神経が細かくなるのである。

古代の中国には、年を取っても若者に負けないほどの色艶を保つ者がよくいて、その度合いが特に大きな者は、仙人のように思われたし、おそらく、伝説の仙人のような人もいたのだと思う。
抱朴子の書いた『神仙伝』や『抱朴子』には、老人になって、さらに何十年も経っても、ますます若くなる人や、やはり、老人の年齢でありながら、15歳くらいの美少女にしか見えない仙女が度々登場するのである。
そのような仙人達は、血管の機能を高く保ち、あるいは、回復させ、さらに、神経を過剰に敏感にしないことで若さを保っているのである。
東洋では、『抱朴子』などにある仙人の研究成果から、優れた養生の法を発見し、それを生かすことが出来た人達が今でもいて、大いに成果を上げている。
これは、必ずしも、現代の漢方薬や東洋医学と同じものと限らない。

抱朴子が残した貴重な仙道の法から、我々にも役立ち、しかも、手軽に実践できる、若さを保つ方法を取り上げてみよう。
抱朴子は、偉大な知識を持っていただけでなく、論理的で科学的な考え方のできる善意に溢れた人だったと思う。
まず、食べ物であるが、仙人が好んで食べたもので、我々でも入手しやすいものとして、肉桂(シナモン)、松の実、ドライあんずなどがある。
こんな良いものを、現代の日本人はあまり食べないのだから不思議である。
また、木の実一般に、松の実のような効用があり、アーモンド、クルミ、カシューナッツ、ピーナッツなどにも、血管の働きをよくする効果があるが、やはり、松の実は特に良いと思う。また、シナモンは、『荘子』にもよく登場する、八百年あるいは千年以上、若いまま生きたと言われる有名な仙人であった彭祖が愛食したようだが、これを食べると、確かに、全身を気が巡るのを感じるように思う。ただ、これの食べ過ぎは良くなく、私は、あらゆる飲み物に適量入れて飲んでいる。

だが、普段の食事に加えて、これらを食べるのではなく、余分な食事を減らして食べるべきだろうし、食べ物だけで十分な訳ではないと思う。
彭祖も、老子も、食事と共に、性的な慎みを強く奨めているが、総合的に言っても、エネルギーは大切に蓄えるが、その浪費は防ぐという考え方なのであり、意外と単純で分かり易いと思う。
疲れ過ぎず、怠惰過ぎずで、規則正しい生活をし、心を静かに保つことが、いつまでも若くいる最良の方法なのである。
また、神経を使い過ぎることを防ぐためには、適量のアルコールも良いだろう。酒を上手に楽しんでいる仙人の話も、実際、多いのである。
そして、老子や彭祖の時代はもちろん、それよりずっと後の抱朴子(283-343年)の時代より後に、達磨大師がインドから中国に伝えたと言われる(達磨は5世紀から6世紀の人と言われる)腕振り運動は、若さのエッセンスとも言える、活性化した気を体内に蓄える秘法なので、仙人になることを誰よりも望んだ抱朴子は、これを知っていたら、さぞ喜び、熱心にやったに違いないと思うのである。だから、我々が代わりにやれば良いのである。
腕振り運動に関しては、当ブログ内の以下の記事を参考にして欲しい。

エンティティー(生命体、本質、実体)の脅威の力
決して、自分の意志で生きてはならない
腕振り運動は天と調和するための簡単で優れた方法である

















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