自己啓発セミナーには、年に数千万円も稼げるようになるとか、何十億円もの資産を得ることを目標とするものが多いかもしれない。まあ、私も、ある有名なセミナーに行ったことがある(野球の原監督や、中畑監督も若い頃に行ったらしい)。
また、教材として提供される自己開発プログラムの目的も、大体同じように思う。これも、私はアメリカで有名なものを購入したことがある。
いずれも、費用は百万円ほどだったような気がする。

だが私は、ニートでほとんど全く収入がなかったり、働いていてもひどく収入が少ない、あるいは、収入そのものより、職場で虐げられて辛い日々を送っているような人達が強くなり、豊かになっていくことの方が大切だと思っている。
そして、それは可能だし、そのためにかかる費用はほとんど不要だ。
そのための絶対的な基本は、規則正しい生活であり、毎朝6時に起きるようにすれば、それだけでもかなりの改善があるだろう。
もし6時で駄目なら5時だし、4時半だと更に良いのである。ちなみに私は、現在は4時半起きである。
逆に言えば、その程度ができないなら、一生、弱者のままでいろとしか言えない。
後は何か、特別な習慣・・・例えば、毎日決まった時間に、腕振り運動をやったり、何か聖典を1つ読むと良い。1年365日、欠かさずにだ。
そして、食を慎めば、これだけで、かなり良くなっているだろう。
月給10万円もなし、ボーナス、交通費、社会保険なしで、日曜出勤も多かった私の状況も改善できたのだが、その秘訣は下に無料で明かす。

数千間円の収入なんて不要だし、私だってそんなものはない。あったら私のような凡人なら、絶対に不幸なことになる。
しかし、ある程度のお金を稼げなければ、幸福に暮らすことは不可能だ。
そして、そこそこに良い収入を得るには、何らかの特技がなければ不可能だし、特に何も出来ないのに不相応に稼いでいるなら、それは不幸を呼ぶだろう。
では、どんな特技を持てば良いのだろう?
仕事とは、作るか、売るか、サービスするかの3つしかない。
ルドルフ・シュタイナーは、42歳までは職人をやるべきと言ったが、実際、まずは、作ったり、サービスをするための知識や技能を得ることが必要だ。
だが、誰でも取れる意味のない資格など取っても仕方がない。
何もできないうちは、給料など度外視して、実践で腕を磨くしかない。
少なくとも数ヶ月ほどは、一切の遊びをあきらめ、1日24時間、それに没頭するほどであるのが良い。
私も、総務課の社員だった時に、たまたま近くの席にいた技術課長(小さな会社だったので、そんな机配置だった)に、コンピュータプログラミングの勉強を奨められ、毎日、家のパソコンで深夜2時半までプログラミングの練習に励み、1年後、小さな開発会社に転職し、その後、大手に移った。
その間、遊ばなかったということもないが、既に会社で簡単なプログラミングを実践していて、プログラムが思った結果にならないと、休日にドライブしていても、そのことばかり考えていたものである。

私が本気でやったことがある仕事はセールスとコンピュータソフト開発しかない。
だが、セールスや営業系の仕事を自分の専門にするのは、作ることや、サービスすることを経験してからが良い。
確かに、物を売る技能は素晴らしいものである。
しかし、作ったり、サービスをすることのしっかりとし知識や技術を基盤に持っていないと、あまりお客様の役に立たない場合があるし、営業としても高いレベルにはなれないと思う。
そして、作ったり、サービスしたりの知識や技術を得るには、若い時が圧倒的に有利である。
だが、年を取っていれば不可能だというのではない。
ただ、確固たる技能を持つには、それなりの時間がかかるが、その間は低収入であることを余儀なくされるのは仕方がないのである。
また、若いと、周りが親切に教えてくれることも多い。
そんな意味で、技術、技能は、若いうちに身につけろと言っているだけである。
ただし、私は性格が悪いのか、コンピュータソフト開発について、誰かに教わったことはなかった。それでも、ある小さな開発会社の社長である、凄い腕前の開発者にはかなり教えてもらった覚えがあるが、それも、私が若かったからだろう。

社会で強くなるためには、修行が必要ということだ。
そのためには、エネルギーがなくてはならない。
それを得るために、早起きし、食を慎んで、身体のリズムを整えなければならない。
そして、毎日、決まった時間に必ず腕振り運動を、できるだけ正確に、少なくとも500回はやることだ。
そうすれば、2年も経てば、状況はかなり変わっているはずだ。
そして、私がそうだったが、ジョセフ・マーフィーの本を読むことをお奨めする。
そのおかげで、私の場合、申し訳ないくらいの良い思いばかりした。ただ、それで謙虚でなかったので、悪いことも多かったが、これからの人は、謙虚にやって欲しい。
尚、何度も、口をすっぱくして言うが(実際は書いているのだが)、マーフィーの本は、必ず、ジョセフ・マーフィー本人の著書の翻訳を読むことだ。解説書には、害があるものが多い。この点は、自信を持って忠告しておく。
私は、『あなたも金持ちになれる』が最高だと思っており、実際、つい先日、10年振りにこれの新版が出た。そして、Amazonではすぐに売り切れたようだ。尚、旧版も、中身は全く同じなので古書でも良いだろう。









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